4人の腕利きサクソフォン奏者たちが
20世紀初頭の音楽を鮮やかに蘇らせる
2005年に結成されたサクソフォン四重奏団「ソニック・アート」。現在活動拠点はベルリンですが、メンバーの出身地はベラルーシ、オーストラリア、日本、ドイツという国際色豊かなアンサンブル。結成以来、クラクフ国際室内楽コンクール第1位およびグランプリ、ドイツ音楽週間賞、ベルガモ・クラシック音楽賞など国際的なコンクールで数々の賞を獲得、またシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭、クルト・ヴァイル音楽祭など世界各地の音楽祭に出演し、その実力を認められています。バロックから現代とレパートリーは幅広く、映画音楽も手がけるなど、彼ら独自のスタイルを持ち精力的に活動を行っています。
本盤は「黄金の20年代」とも呼ばれる20世紀初頭の音楽をサクソフォン4本に効果的に編曲し、色彩豊かな表現で鮮やかに演奏します。(輸入元情報)
【収録情報】
● マックス・ブティング[1888-1976]:陽気な音楽 Op.38(ラジオ第2放送の音楽)(アンネグレート・トゥリー編)
● ハンス・アイスラー[1898-1962]:組曲(シュテッフェン・シュライヤーマッハー編)
● アレクサンドル・モソロフ[1900-1973]:3つの小品 Op.23a(シュテッフェン・シュライヤーマッハー編)
● バルトーク[1881-1945]:ルーマニアのクリスマス・キャロル(シュテッフェン・シュライヤーマッハー編)
● ハンス・ガル[1890-1987]:5つの間奏曲 Op.10(アンネグレート・トゥリー編)
● ショスタコーヴィチ[1906-1975]:ジャズ組曲第1番(クリストフ・エンツェル編)
ソニック・アート・サクソフォン四重奏団
エイドリアン・トゥリー(ソプラノ・サックス)
アレクサンダー・ドロシュケヴィッチ(アルト・サックス)
安泰 旭(テナー・サックス)
アンネグレート・トゥリー(バリトン・サックス)
録音時期:2022年
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)