ソニック・アート・サクソフォン四重奏団のメンバー
アドリアン・タリーによるソロ・アルバム
ソニック・アート・サクソフォン四重奏団のメンバー、アドリアン・タリーによるソロ・アルバム。19世紀に発明されたサクソフォンは、それ以前の音楽を演奏する際は他の楽器のために書かれた作品を演奏することになりますが、ここで録音されているボワモルティエ、クヴァンツ、シュターミッツらの作品は、アドリアン・タリーの見事なフレージング技術や多才な音楽性によりオーボエ、フルート、ヴァイオリンといったオリジナルの楽器の存在を忘れさせるほど。そしてアルト・サクソフォンに持ち替えて演奏されるヴュータンとレーガーは、作品に別の輝きを与えています。そして現代の3人の作曲家の作品、福島和夫[1930-]、カレヴィ・アホ[1949-]、ティエリー・エスケシュ[1965-]も非常に機知の富んだプログロムとなっています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ボワモルティエ:組曲ホ短調 Op.35
● クヴァンツ:幻想曲と前奏曲
● シュターミッツ:3つのカプリッチョ
● ヴュータン:パガニーニへのオマージュ
● レーガー:ソロ・ヴィオラのための組曲 Op.131-2
● 福島和夫:レクィエム
● アホ:5つの神話的イメージ
● エスケシュ:カントゥス II
アドリアン・タリー(サックス)
録音方式:ステレオ(デジタル)