オーストラリアとタイの作曲家による多種多様なサクソフォン作品集!
この企画は2009年にHDデュオの2人がタイのバンコクで行われた「ワールド・サクソフォン・コングレス」で演奏を行うために訪れたことがきっかけで立ち上がりました。タイの音楽に大いに影響された2人はその音楽をオーストラリアに持ち帰り、逆にオーストラリアの音楽をタイに広めたいとも考えました。そういった両国の音楽を共有したいといった思いから生まれたのがこの1枚です。オーストラリアとタイの現代作曲家の作品をまとめ、収録されました。なかなか耳にすることの出来ない作品ばかりが収録されている意欲的な録音になっています。
HDデュオのマイケル・デュークはインディアナ大学で学び、クラシック・サクソフォン奏者のユージン・ルソーに師事しました。その後、バークリー音楽大学ではジャズを学び多方面で活躍しています。オーストラリアの主要なオーケストラとはほとんど共演しており、今作では、様々な作曲家によるアルバムとなっている性質上、クラシックだけでなくジャズや東洋的な響きなど多様性に富んだ作品ばかりとなっていますが、それらを見事に吹き分けているところからもその幅広い音楽性を見せてくれています。(輸入元情報)
【収録情報】
● マシュー・オーロヴィチ[1970-]:ハーリー・バーリー
● ジェラード・ブロフィー[1953-]:ダルヴィーシュ
● ティム・ダーガヴィル[1962-]:水に勝るものなし
● ナロングリット・ダマブトラ[1962-]:ASEANの3つの精神
● サクスリ・パン・ヴォンタラドン[1974-]:セレニティ・フラックス
● デニー・ユープラサート[1969-]:イサーン
HDデュオ
マイケル・デューク(サクソフォン)
デイヴィッド・ハウイー(ピアノ)
録音時期:2018年、2019年
録音場所:オーストラリア
録音方式:ステレオ(デジタル)