SACD 輸入盤

『ソプラノ・サクソフォンのための孤独の詩』 アンデシュ・パウルソン

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BISSA2644
組み枚数
:
1
レーベル
:
Bis
:
Sweden
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明


全作品アンデシュ・パウルソンによる世界初録音!
コロナ禍に生まれたソプラノ・サクソフォーンのための新作委嘱23曲!


SACDハイブリッド盤。2019年に確認された新型コロナウィルスは瞬く間にひろがり、世界中に人的、社会的、経済的な打撃を与えました。音楽界も例外ではなく、コンサートやツアーといった活動は停止され、音楽家、とりわけフリーランスの人たちは生計の手段を奪われてしまいました。一方、COVID-19のパンデミックによるロックダウンの間に音楽家たちの芸術面の意欲は一層高まり、家にとどまっていた作曲家たちはインスピレーション豊かなな作品を次々と作っていきました。『ソプラノ・サクソフォンのための孤独の詩』は、戸川ひよりの『孤独の歌』と同様、「COVID-19パンデミックに対するポジティヴな反応」として、スウェーデンのサクソフォン奏者のアンデシュ・パウルソン[1961-]がスタートさせたプロジェクトです。
 パウルソンは、コントロールのむずかしいとされるこの楽器を自在に操る技術とセンスを備え、世界でもっとも優れたソプラノ・サクソフォン奏者のひとりと認められています。1993年にネルソン・マンデラがノーベル平和賞を受賞した際には祝いの祝典で演奏しました。パウルソンは作曲家としても活動し、フィリピンのダンジューガン島のサンゴ礁を保全する運動に捧げる混声合唱曲『Danjuran Sanctuary(ダンジューガン・サンクチュアリ)』をはじめとする作品を発表してきました。
 「孤独の詩」のプロジェクトで、彼はスウェーデンと国外の作曲家たちに作品を委嘱しました。トマス・シマクはアルバニア出身でイギリス在住、ジョン・コリリアーノとステラ・スンはアメリカ、アド・ヴァメスはオランダの作曲家です。
 ブリッタ・ビューストレムの『Later the Same Day(その日の後で)』など14曲が2021年に、ヴィクトリア・ボリソワ=オッラスの『Daybreak on Skeppsholmen(シェップスホルメン島の夜明け)』など16曲が2022年に初演されました。このアルバムには、その初演曲から選んだ作品が、王立ストックホルム音楽大学で行ったセッションの録音で収録されています。
 パウルソンの友人アンデシュ・ヒルボリが2つのソプラノ・サクソフォーンのために書いた『Shared Soli-tude(分かちあう孤独)』の2曲は、ヒルボリの子、テオ・ヒルボリとの共演で演奏されます。ビューストレムの『Later the Same Day(その日の後で)』の方は、両パートともパウルソンが演奏しました。ノルウェーの作曲家シェル・ペーデルが、グレタ・トゥンベリの国連でのスピーチからインスピレーションを得たという『How Dare You?(よくもそんなことを)』は、アボリジニの楽器ディジュリドゥとのデュエットのために書かれ、パウルソンの南アフリカの友人ブルース・コプリーがセッションに参加しました。(輸入元情報)

【収録情報】
01. フレードリク・ホーグベリ[1971-]:親のない子象(2021)
02. スティーヴ・ドブロゴス[1956-]:装飾音符(2021)
03. ヴィクトリア・ボリソワ=オッラス[1969-]:シェップスホルメン島の夜明け(2022)
04. アンドレーア・タッロディ[1981-]:…過ぎた日々の…(2021)
05. ユーハン・ハンメルト[1953-]:ロンターノ(2021)
06. アンデシュ・ヒルボリ[1954-]:分かちあう孤独 1(2021)
〜2つのサクソフォンのための
07. トマス・シマク[1958-]:独り言 VI(2021)
08. アンデシュ・ヒルボリ[1954-]:分かちあう孤独 2(2021)
〜2つのサクソフォンのための
09. アンナ=レーナ・ラウリン[1962-]:夜明け(2022)
10. パウラ・アーヴ・マルムボリ・ウォード[1962-]:成長し、やってきて、いっぱいに満たす(2022)
11. ブー・ハンソン[1950-]:記憶(2022)
12. ジョン・コリリアーノ[1938-]:そして人々は家にいた(2021)
13. ステラ・スン[1959-]:独り言(2021)
14. アド・ヴァメス[1953-]:ナイル・ロジャーズにインスパイアされて(2022)
15. アン=ソフィ・セーデルクヴィスト[1956-]:孤独(2021)
16. ビョルン・クルーセ[1946-]:琥珀の独り言(2022)
17. スヴァンテ・ヘンリソン[1963-]:核心(2021)
18. アンデシュ・ニルソン[1954-]:すばらしい孤独(2022)
19. トマス・リンダール[1953-]:宵っぱり(2022)
20. マリー・サミュエルソン[1956-]:マリーからアンデシュへの小品(2021)
21. ヨリエン・ダーフゴード[1964-]:彩雲現象(2022)
22. シェル・ペーデル[1954-]:よくもそんなことを(2021)
〜サクソフォンとディジュリドゥのための
23. ブリッタ・ビューストレム[1977-]:その日の後で(2021)〜2つのサクソフォンのための

 アンデシュ・パウルソン(ソプラノ・サクソフォン 多重録音:23)
 テオ・ヒルボリ(ソプラノ・サクソフォン:06,08)
 ブルース・コプリー(ディジュリドゥ:22)

 録音時期:2023年1月2,4,6日
 録音場所:スウェーデン、王立ストックホルム音楽大学
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

 制作:アンデシュ・パウルソン、ハンス・キプファー
 録音エンジニア:ハンス・キプファー

 収録時間:85分40秒
 BIS ecopak

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