彼の中で初めて聴いたｱﾙﾊﾞﾑで1曲目に唖然。ここにはﾛｯｸｷﾞﾀｰもﾄﾞﾗﾑもありませんでした。当時高校生の私には衝撃のｱﾙﾊﾞﾑでしたが、20回くらいでやっと慣れました。楽曲、構成ともに素晴らしく、美しい7曲目が特に好き。

�@ｶﾑ･ﾄｰｸ･ﾄｩ･ﾐｰのｲﾝﾄﾛを聴いただけでｿﾞｸｿﾞｸとして来てしまった~｡ﾛｯｸの中にｱﾌﾘｶﾝなﾘｽﾞﾑ､ｺｰﾗｽがｲｲ｡ｼﾝﾐﾘ聴かせてくれる｢ﾌﾞﾗｯﾄﾞ･ｵﾌﾞ･ｴﾃﾞﾝ､河は流れて｣は本当にｲｲ曲だな~って実感!｢ｽﾚｯｼﾞﾊﾝﾏｰ｣ﾀｲﾌﾟの｢ｽﾃｨｰﾑ｣｢この夢の果て｣はｶｯｺｲｲﾈ~☆

傑作IIIの路線を踏襲しつつ、更にアフリカン＝リズムを積極的に導入した作品。M-1,2のスリリングさ、痛切なM-7（Bikoと同様のテーマだが、より優れた作品）など、いまもって色あせない。この作品をもってジェリー＝マロッタの硬質でパーカッシブなドラムからマヌ＝カシェの柔軟でしなやかなドラムに切り替わる。それは彼自身が切り開いたヒュー＝パジャム／プィル＝コリンズ流のプログレドラミングとの決別、そしてソウル／アフリカンダンス路線への変更を意味した。

これはPGの全作品中でも最も実験的でかつ優れた作品の一つ。『バード』と異なり全曲新曲を用意しただけでなく、中近東系のサウンドをモチーフにこれだけ独自の世界を構築できるのはまさにPGだけだろう。

キッスやアリス＝クーパー、フロイドのWallを手がけたボブ＝エリズンがプロデュースしたせいか、ハードロック色が強く、本人は気に入ってないらしいが、『洪水』や『ソルズベリー＝ヒル』は名曲。個人的には1,3,5,8も大好き。ジェネシスの『幻惑のブロードウエイ』をハードにした作品と言われるが、1,2,5,9などはその後のソロワークの方向性が既に垣間見える。

1と3の間に挟まれて地味な存在だが、1,2と続くハードなシークエンスや、3,11のメロディアスな曲は素晴らしい。特にフィリップが珍しくソロをとる5は（PGはありきたりなギターソロが大嫌いだが、この曲は別、とか）、プログレの最高の瞬間の一つでは？過小評価、というよりもっと聴かれてしかるべき作品。

曲順は発売時のアナログ盤と同じオリジナルに戻ったのです。いずれにしてもポピュラー音楽の中ではトップレベルに位置するクォリティの高い作品には違いありませんね。

名曲Don’t give up　これだけでもこのアルバム聴く価値あります　ケイトブッシュと歌い上げるこの歌は近年まれに見る名曲です　けどこのごろ名曲ないですね〜　ヒップホップばかりだからね〜

ｽﾚｯｼﾞﾊﾝﾏｰのｸﾚｲｱﾆﾒは素晴らしかった！ﾐｭｰｼﾞｯｸﾋﾞﾃﾞｵは超短編故にｱﾆﾒ手法盛り沢山。ﾘｽﾞﾑにﾘﾝｸした動きは絶妙！

とにかく構成がうまい絶妙流れている　展開がでかい本当にどこから聞いてもいい曲だらけ　最初のじわじわした盛り上がりから最後のＢＩＫＯまでどこからでも楽しめるしすばらしい 南海の孤島には是非もって行きたいアルバムです