CD

Ecce Cor Meum: 心の翼

Paul McCartney (ポール・マッカートニー)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOCP70099
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ポール・マッカートニーの4作目となるクラシック・アルバムが登場。今回は完成までに足かけ8年を要し、演奏には総勢150名を要するという力の入ったものです。
 タイトルの“Ecce Cor Meum(エッチェ・コール・メウム)”は、「我が心を見よ」という意味のラテン語で、2001年に英国系譜紋章院から認可されたポール・マッカートニーの紋章の下部にも記されていますが、もともとこの言葉は、ポールがニューヨークでジョン・タヴナーのコンサートに出演した際、待ち時間に会場の聖イグナティウス・ロヨラ教会内をうろついているときに見かけた彫像に記されていた言葉だということです。
 この作品は、オックスフォード大学モードリン・カレッジの創立550周年を祝うため、1998年に当時の学長アントニー・スミスから作曲依頼されたもので、誰からも愛されるヘンデルの『メサイア』のような作品をイメージして書かれたオラトリオ的な音楽とのこと。
 全体を4つの楽章と間奏から成る作品として構想、テキストは英語で一部にラテン語が使用され、2001年11月にはシェルドニアン・シアターで試演を実施。そこでの結果をもとに、演奏上の問題点を解決するための楽曲改訂をおこない、今回の最終的な形に落ち着いたということです。
 なお、ポール・マッカートニーは、楽曲中央の“Interlude(間奏)”に登場するオーボエの奏でるミステリアスな哀歌について、1968年に交際し始めて以来、30年に渡って連れ添ったリンダ[1941-1998]の死への深い哀しみをあらわしたものであると述べています。

・ポール・マッカートニー:『Ecce Cor Meum(我が心を見よ)』[56:50]
 第1曲“Spiritus(魂)”[12:00]
 第2曲“Gratia(感謝)”[10:50]
 間奏 “Lament(哀歌)”[03:56]
 第3曲“Musica(音楽)”[15:14]
 第4曲“Ecce(見よ)”[14:50]

 ケイト・ロイヤル(ソプラノ)
 オックスフォード・モードリン・カレッジ聖歌隊
 ケンブリッジ・キングス・カレッジ聖歌隊
 ロンドン・ヴォイシズ
 コルム・カリー(オルガン)
 アカデミー室内管弦楽団
 ギャヴィン・グリーナウェイ(指揮)

 録音時期:2006年3月13〜17日
 録音場所:ロンドン、アビーロード・スタジオ
 プロデューサー:ジョン・フレイザー

内容詳細

『リヴァプール・オラトリオ』(91年)が世に出た時は驚き、悪いけど少々がっかりしたけれど(アルバム買いました)、4作目となる今回はクラシカルな耳にも十分な聴き応えを残してくれる。もちろんポールの作品に共鳴したグリーナウェイの演奏あったればこそ。(堀)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. 心の翼 T.魂
  • 02. 心の翼 U.神の恩恵
  • 03. 心の翼 インタールード(嘆き)
  • 04. 心の翼 V.音楽
  • 05. 心の翼 W.心の翼~私の心を見よ

ユーザーレビュー

総合評価

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前作「リバプールオラトリオ」以上にポール...

投稿日:2007/01/22 (月)

前作「リバプールオラトリオ」以上にポールならではの歌心と、さながらフォーレの「レクイエム」のような柔らかな美しさをも合わせ持つ傑作。管弦楽の書方も完全に板につき何の不足も無い立派なクラシカル作品。少なくともポールのファンならば誰もが聴かなければならない価値充分。

まっか さん | JP | 不明

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離婚、裁判(ヘザーもよ、一緒になってから...

投稿日:2006/08/12 (土)

離婚、裁判(ヘザーもよ、一緒になってからの二人の総収入を半々で充分だろ)等、重っくるしいnewsの中、Classicの新作という嬉しい知らせが届きました。以前の「オラトリオ」はちょっと長過ぎた(改編を望む)が、今度も楽しみ。ところで、ここ読む方、ロジャーウォーターズの「サ・イラ 希望あれ」は無視され過ぎ、どうぞお忘れなく、

あしたははれるや さん | 東京都 | 不明

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八年もかけていたとは、驚きです。昨年は、...

投稿日:2006/08/04 (金)

八年もかけていたとは、驚きです。昨年は、ケイオス〜のリリース・全米ツアー、そして、来年には来日公演を期待しています。

ひで君 さん | 三重県 | 不明

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人物・団体紹介

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Paul McCartney

ポール・マッカートニーを形容する言葉としてぴったりくるものは何だろう?元ビートルズ。親しみ易く普遍的なスタンダード・ナンバーを幾つも作った稀代のメロディ・メイカー。あるいは無類のロックンロール好き。英国出身のミュージシャン中でも最高峰のセレブリティ(サーの称号すら持つ)…いやいずれも当たりではあるのだが、どこか物足りない気がする…

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