CD 輸入盤

プラハのヴォルフガング・サヴァリッシュ〜未発表チェコ・フィル・ライヴ録音集(1970〜1987 ステレオ)(5CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SU4140
組み枚数
:
5
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


サヴァリッシュ追悼企画盤。チェコ・フィルとの未発表ライヴ集
モーツァルト、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ヤナーチェク、マルチヌー


ミュンヘンに生まれたドイツの名指揮者ヴォルフガング・サヴァリッシュ[1923-2013]の追悼企画盤。「SUPRAPHON」よりリリースされるボックスは、よくある既出タイトルの寄せ集めとは違い、レーベルと太いパイプを持つチェコ放送のアーカイヴに保存されていたライヴ音源の数々よりたっぷりとCD5枚分を復刻するという、大注目の内容となっています。
 1957年に当時最年少の33歳という若さでバイロイト音楽祭にデビューを果たしたサヴァリッシュですが、その生涯を通じてもっとも重要な業績のひとつに、生まれ故郷での20年にも及ぶバイエルン国立歌劇場音楽監督(1971〜92年)の活動が挙げられます。ちょうどこの時期は、サヴァリッシュがチェコ・フィルにひんぱんに登場してひときわ高い人気を博していた時期でもあり、サヴァリッシュがチェコ・フィルを指揮した「SUPRAPHON」屈指の名録音、ドヴォルザークの2大宗教曲『レクィエム』『スターバト・マーテル』のアルバムに結実してもいます。
 当時のサヴァリッシュとチェコ・フィルとの良好な関係をよく伝える本セットは収録内容も魅力的で、巨匠の看板プログラムとして有名なモーツァルト、メンデルスゾーンをはじめ、やはり好んで取り上げていたドヴォルザーク、ヤナーチェク、マルチヌーといった楽団ゆかりのスラヴ系の作品から構成されており、おそらくほとんどすべてが初出というのも見逃せないところです。(キングインターナショナル)

【収録情報】
Disc1
1. モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 K.551『ジュピター』
2. モーツァルト:アダージョ ホ長調 K.261
3. モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550


 ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン:2)
 録音時期:1980年6月20日
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール

Disc2
・ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 op.21

 録音時期:1970年6月4日
 録音場所:プラハ市庁舎、スメタナ・ホール

・ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』
 録音時期:1975年10月16日
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール

Disc3
・メンデルスゾーン:交響曲第2番変ロ長調 op.52『讃歌』


 ヤナ・ヨナーショヴァー(ソプラノ)
 レナーテ・フランク=ライネッケ(ソプラノ)
 ヴォイテフ・シュレンケル(テノール)
 チェコ・フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:ヨゼフ・ヴェセルカ)
 録音時期:1975年10月23日
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール

Disc4
1. ヤナーチェク:グラゴル・ミサ
2. マルチヌー:戦場のミサ H.279


 アナベル・バーナード(ソプラノ)
 ヴィエラ・ソウクポヴァー(コントラルト)
 イヴォ・ジーデク(テノール)
 インドジフ・インドラーク(バリトン)
 エドゥアルド・ハケン(バス)
 ミラン・シュレフタ(オルガン:1)
 チェコ・フィルハーモニー合唱団(合唱指揮:ヨゼフ・ヴェセルカ)
 録音時期:1972年12月1日
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール

Disc5
・ドヴォルザーク:序曲『自然の王国で』 op.91

 録音時期:1972年12月1日
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール

・マルチヌー:交響曲第4番 H.305
 録音時期:1975年10月16日
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール

・ペトル・エベン[1929-2007]:プラハ・ノクチュルヌ - ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの思い出に
 録音時期:1987年9月17,18日
 録音場所:プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホール

 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
 ヴォルフガング・サヴァリッシュ
(指揮)

 録音方式:ステレオ(ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Allegro Vivace
  • 02. Andante Cantabile
  • 03. Menuetto. Allegretto
  • 04. Finale. Molto Allegro
  • 05. Adagio for Violin and Orchestra in E Major, K261
  • 06. Allegro Molto
  • 07. Andante
  • 08. Menuetto. Allegretto
  • 09. Finale. Allegro Assai

ディスク   2

  • 01. Adagio Molto. Allegro Con Brio
  • 02. Andante Cantabile Con Moto
  • 03. Menuetto. Allegro Molto E Vivace
  • 04. Adagio. Allegro Molto E Vivace
  • 05. Awakening of Cheerful Feelings Upon Arrival in the Country: Allegro Ma Non Troppo
  • 06. Scene By the Brook: Andante Molto Mosso
  • 07. Merry Gathering of Country Folk: Allegro
  • 08. Thunderstorm: Allegro
  • 09. Shepherds' Song: Happy and Thankful Feelings After the Storm. Allegretto

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ユーザーレビュー

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マイナーな意見であることを前置きして、、...

投稿日:2013/08/19 (月)

マイナーな意見であることを前置きして、、、マルチヌーの「戦場のミサ」。これは大変な名演ではないか?なんと静謐な演奏だろうか。これ1曲をとっても購入した価値は高い。もちろん他に収められたベートーヴェンやモーツアルトも壮年期の的確で正確無比で、それでいてときにエレガントなあの指揮姿が目に浮かぶ。このボックス、サヴァリッシュに敬意を抱く者にとってはとんでもない宝物となろう。

ジョージ さん | 東京都 | 不明

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音楽ファンになじみ深い指揮者の一人、サヴ...

投稿日:2013/07/01 (月)

音楽ファンになじみ深い指揮者の一人、サヴァリッシュ/チェコ・フィルのライヴ演奏のCD化とは、何と嬉しいことでしょう。プラハの春音楽祭でベートーヴェンの第九とスメタナのカンタータなどをFM放送で聴いたことがありましたが、実に息の合った演奏で、もっと録音を残してほしかったです。可能であれば第九もCD化を希望しますが、ノイマンやコシュラーの演奏とまた違ったチェコフィルの魅力を引き出しています。チェコ・フィル大好きな自分にとっての貴重なコレクションになります。

古典派研究 さん | 東京都 | 不明

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