CD 輸入盤

シューマン:交響曲第2番、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、他 シューリヒト&フランス国立放送管、シェリング(1955)(2CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALT172
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
International
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

ALTUS/シューリヒト、INA(フランス国立アーカイヴ)全録音シリーズ−3

エラートの名盤復活!
ハイドンの「ロンドン」とシューマン2番
なんと初出のシェリングのブラームスもすごい!


「1955年秋、モントルー音楽祭での実演録音で、シューリヒト絶頂期の姿が刻み込まれている。「ロンドン」はロマンティックな表情が濃厚で、LP発売当時からその個性的な解釈が話題となった。シューマンも見逃せない。レア当時より音がより鮮明でこの名演が充分堪能できるのがうれしい」平林直哉

【収録情報】
CD1
・ハイドン:交響曲第104番ニ長調『ロンドン』
・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77
CD2
・シューマン:交響曲第2番ハ長調作品61
 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン)
 フランス国立放送管弦楽団
 カール・シューリヒト(指揮)

 録音時期:1955年秋
 録音場所:モントルー音楽祭
 録音方式:モノラル(ライヴ)

 日本語解説付き
 

CDは国内プレスとなります。

内容詳細

ハイドンでは序奏から充実の響で、第1主題の柔らかな扱いなど、よく練られた演奏を聴かせる。ブラームスは、まさにシェリングらしい端正の極みのようなソロ。シューマンは、第1楽章Cやコーダ途中でテンポを一旦落とすなど、独特なテンポ処理が印象的だが、トータルとしては名演。(ま)(CDジャーナル データベースより)

ユーザーレビュー

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シューリヒトが1955年FSROを振ったライブ盤...

投稿日:2009/10/06 (火)

シューリヒトが1955年FSROを振ったライブ盤で全体に音色が高音域明るい感じがします。さて、ハイドンのロンドン交響曲は第1楽章スタートはゆったりとしており次の展開部も同じなのですが8分のタイムはマァマァ私にはギリギリの線です。特にこの曲の演奏では第2楽章の香しさは何とも言えません。シューリヒトは比較的テンポをいじくりながらトータル決して崩れずバランス良く納まったという印象(しかしやはり第1楽章は私には別のシューリヒトの面を見た思いです・・・これがこの演奏の名演根拠とも言われているのですが・・・)。ブラームス・ヴァイオリン協奏曲はシェリングを独奏者に迎えたものでこの盤が出るまではシェリングの同協奏曲では1958年モントゥー/LSOとの共演が彼の同協奏曲録音で一番古かった?のを更に遡る年代の録音盤となりました。演奏は初めの第1楽章オーケストラの前奏は意外とせっかちでシューリヒトらしさ満開、ヴァイオリンの方も私個人としては先述のモントゥー共演分が落ち着きを私にもたらしてくれそうです(タイム的には両盤比較では本盤第3楽章は1分程度長くなって本盤トータル40分強、モントゥー共演盤39分強と余り差はありません)。シューマン交響曲はやはりテンポの自在さが面白く聴け(タイム37分強と普通)結果論ではこれら収録曲中一番シューリヒトの造形味が味わえるものとなっているようです。

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以前から名演とのことで聴きたかったハイド...

投稿日:2009/09/03 (木)

以前から名演とのことで聴きたかったハイドンも確かに素晴らしかった。しかしその後のブラームス:ヴァイオリン協奏曲がもっと凄かった。ぐいぐいと音楽を推進させる指揮者とあまりにも見事な独奏者のやりとりが、実に厳しく、そして美しい。シェリングはさすがというか、第3楽章最後の終わらせ方など、「ああ、そういうことなのか!」という知的な喜びと驚きを感じた。聴衆の大喝采は当然だ。シェリング=モントゥー盤(XRCD)も好きだが、ライヴのこちらを今後は多く聞き込むだろう。この2盤のおかげで、私はブラームスのヴァイオリン協奏曲が好きになった。

としちゃん さん | 宮城県 | 不明

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シューリヒトは、後年のモーツァルトの交響...

投稿日:2009/08/24 (月)

シューリヒトは、後年のモーツァルトの交響曲やブルックナーの交響曲第8や第9の名演から、颯爽としたインテンポを基調とする巨匠とのイメージがあるが、特に本盤に収められたハイドンの第104は、そうしたイメージを覆すのに十分な、緩急自在の絶妙のテンポの変化を基調とする名演だ。ハイドンは、荘厳な序奏に引き続く主部の堂々たる歩み。第2楽章は一転中庸のテンポとなるが、中間部はテンポを絶妙に変化させ、ハイドンの抒情豊かな名旋律を格調高くうたいあげている。第3楽章は最強奏で開始するが、一瞬のゲネラルパウゼや中間部のややためらいがちなヴァイオリンの入り方の何という巧みさ。終楽章はいつもの颯爽としたシューリヒトであるが、時折見せるテンポの変化も実に効果的だ。シューマンの第2も、やや音質が落ちるものの、ハイドンと同様に、緩急自在のテンポを基調とした名演を繰り広げている。シューリヒトが素晴らしいのは、ハイドンにしてもシューマンにしても、テンポにいかなる変化を加えても、全体の造型にいささかの狂いもなく、しかも音楽の格調高さを失わないことであり、これこそがシューリヒトをしてドイツ音楽の正統派の巨匠として認知される所以なのだと思われる。ブラームスは、シェリングの独奏に合わせたせいか、テンポの変化は幾分控え目であるが、双方の渋い芸風がブラームスの楽曲に見事にコラボ。これこそ、ブラームスを聴く醍醐味と言える名演だ。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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