CD

シューベルト:交響曲第8番『未完成』、ベートーヴェン:交響曲第1番、他 オットー・クレンペラー&ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1968)(2CD)(日本語解説付)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
KKC6490
組み枚数
:
2
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

テスタメント名盤選 第2期
静かな深い感動の余韻・・・
企業家&人道主義者ゴランツに捧げられたコンサート


英国出版社オーナーであり、社会人道主義者としてナチスの犠牲になったユダヤ人救済だけでなく、戦後はドイツの復興にも尽力し、また熱心な音楽愛好家としてオーケストラへの援助を行なってきたヴィクター・ゴランツ[1893-1967]に捧げられたコンサート。ゴランツはクレンペラーを高く評価、57年のベートーヴェン・チクルス以降のコンサートにはすべて足を運びました。「正確なリズム、効果を狙って曲解されていない繊細なフレージング・・・そして何より誇張を嫌う彼の潔癖さ」「クレンペラーは当代一のベートーヴェン指揮者」と生前ゴランツは述べています。
 当夜は未亡人と愛娘がプログラムを選曲。ベルリオーズの『ロメオとジュリエット』〜愛の場面(愛の情景)はクレンペラー唯一の録音。「愛の音楽としてこの作品以上のものはない」とのゴランツの“リクエスト”でありました。クレンペラーは一切の誇張もないストイックな演奏を展開、会場は静かな、そして強い感動に包まれていくさまが感じられます。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
● モーツァルト:フリーメイソンのための葬送音楽 ハ短調 K.477
● シューベルト:交響曲第8番ロ短調 D.759『未完成』

Disc2
● ベルリオーズ:劇的交響曲『ロメオとジュリエット』 Op.17より愛の場面
● ベートーヴェン:交響曲第1番ハ長調 Op.21


 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
 オットー・クレンペラー(指揮)

 録音時期:1968年2月11日
 録音場所:ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール
 録音方式:モノラル(ライヴ)

 輸入盤・日本語帯・解説付

内容詳細

企業家で人道主義者ゴランツへの追悼コンサート。未亡人と愛娘との選曲で、中でもベルリオーズは、ゴランツのお気に入り曲で、クレンペラー唯一の録音でもある。いずれもクレンペラーの峻厳な演奏が感動を呼ぶ。(CDジャーナル データベースより)

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コンサート全体の流れが、よく見えません。...

投稿日:2018/03/22 (木)

コンサート全体の流れが、よく見えません。最後のベートーヴェンははっきりと指揮者の意識が現れていると思いますが、ベルリオーズは何となく演奏している様子で、少し残念。 シューベルトも少し気乗りしていない様子が見受けられます、クレンペラーを理解する上では、聴く価値は十分あると思います。

RN さん | 東京都 | 不明

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音質は上々。もちろんステレオならば更に良...

投稿日:2013/04/27 (土)

音質は上々。もちろんステレオならば更に良かったのですが。モーツアルトの葬送音楽から始まりますが、極めて荘重。圧倒されます。シューベルトの交響曲は筋肉質で素晴らしい。なよなよしたセンチメンタルなシューベルトではありません。なお、第一楽章の提示部は反復なし。(68年2月の演奏)同時期発売の67年3月ライブ盤は反復あり、68年6月ヴィーンライブは反復あり、です。躁鬱の影響でしょうか、常に楽譜を見直してその都度演奏効果を試しているのでしょうか。ベルリオーズは 恥ずかしながらよく判りません。当日プログラム通りの収録であるならば、メインがベートーヴェン1番。1番がメインになり得ることを このCDに教えてもらいました。ベートーヴェンは1番から巨匠なのです。他のすべての指揮者のベートーヴェンはどうなるのでしょう。

o.k. さん | 東京都 | 不明

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