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Cluytens : Beethoven Symphony No.7, Brahms Symphony No.4, Saint-Saens Symphony No.3, Haydn Symphony No.96 : BPO, Paris Conservatory O, etc (1955-58)(2CD)

User Review :4.5
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
MR2187
Number of Discs
:
2
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

クリュイタンス&ベルリン・フィル、パリ音楽院管の交響曲名演集(2CD)

クリュイタンスはベルリン・フィルにとって常連の客演指揮者で、ベートーヴェン全集のスタジオ録音も高名です。当盤では、ライヴでは熱い処を見せた巨匠の良き遺産で、端整でイキの良いハイドン、ベルリン・フィルのごついサウンドを生かして豪快そのものの『オルガン付き』を楽しめます。ベートーヴェンの第7番をパリ音楽院管弦楽団とのライヴで聴けるのも嬉しく、以上3曲は音質もなかなかのものです。ブラームスの第4は、フランス国立放送管楽旅のジェノヴァ・ライヴで残念ながら音質は落ちますが、燃えるクリュイタンスを知りたいなら必携と申せましょう。(MUSE)

【収録情報】
1. ハイドン:交響曲第96番ニ長調 Hob.I-96『奇跡』(録音時期:1958年3月)
2. サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調 op.78『オルガン付き』(録音時期:1955年3月)
3. ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 op.92(録音時期:1957年12月8日)
4. ブラームス:交響曲第4番ホ短調 op.98(録音時期:1958年2月18日)

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1,2)
 パリ音楽院管弦楽団(3)
 フランス国立放送管弦楽団(4)
 アンドレ・クリュイタンス(指揮)

 録音場所:ベルリン(1,2)、パリ(3)、ジェノヴァ(4)
 録音方式:モノラル(ライヴ)



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Customer Reviews

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ベト7を除いてクリュイタンスの珍しいレパ...

投稿日:2015/09/08 (火)

ベト7を除いてクリュイタンスの珍しいレパートリーのライブ。いずれも演奏はトップクラスにランクし得る素晴らしい出来。まずハイドンは比較的大きな編制のようだが、ひきずらず爽やか。しかもスケールも大きい。オリジナル全盛期の今としては古いスタイルだが、名演であるには違いない。サンサーンスはとくに最後の方がBPOの威力を生かしきった名演。ただ、仏国立放送との同年のスタジオ録音(全然違うようには聞こえませんが?)も良かったし、音はスタジオの分あちらに部がある。パリ音楽院とのベト7は来日公演でもあった(例の『幻想』と同じ日だったはず)が、あまり好評でなかったみたいだけれども、これも躍動感溢れた名演。パリ音楽院らしい美音も聞こえるが、低弦の底力もなかなかのもの。音はどれも当時のライブとしてはまぁまぁというところ。最後のブラ4はレパートリーとして珍しいが、演奏は熱っぽく迫る名演で予想外だった。ワーグナーをあれだけやれる人なんだからとは思うが、何でもっと演奏しなかったのかな?ミュンシュの一番とかモントゥーの二番(私が好きなのはLSOよりもサンフランシスコの方だが)とかに並べられる演奏だったかもしれない。ただしこの曲での問題は音。多分元々の音質自体はかえって他の曲より良かったのではないかと思わせるが、盛大なノイズ・リミットがかかっていて、弱音の歪みは耐えがたい。それでも名演の片鱗は伺えるから貴重だけど、反復して聞く気にはなれない。何でまた余計なことをしてくれたものか。音質考えたら☆5つは難しいので4つまで。でもクリュイタンス・ファンには買う価値があるでしょう。

mari夫 さん | 東京都 | 不明

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こんな名演盤に誰もレヴューしていないのが...

投稿日:2015/05/22 (金)

こんな名演盤に誰もレヴューしていないのが不思議で自分で書くことにした。クリュイタンスといえば、1964年のパリ音楽院との来日公演の「幻想」の凄まじさ!一転して、フィルハーモニアとのあの典雅な「幻想」。両者を聴き比べて同じ指揮者、同じ曲とはとても思えないくらいだった。サンサーンスもこのベルリン盤は古いフランス国立放送Oとの演奏とは全く違うアプローチで、クリュイタンスが「ライブ」の人だったと確信できる。嬉しいのはベト7、ブラ4といった曲が入っていることだ。ベト7はあの有名なBPOとの全集(LP時代に1000円盤シリーズで全部集めて、さらにCD時代に入ってDISKY盤で手に入れた、懐かしい思い出のセットだ。)では、スタジオ録音とのことで極めて普通の演奏に思えたが、今回はフランスのオケでしかもライブなので燃え方が違っている。ブラームスもマルケヴィッチほどではないがクリュイタンスにぢてはけっこう燃えているように思える。ぜひみんなに聴いて欲しいセットである。個人的にはサンサーンスが一番気に入っている。ミュンシュのように熱くなく、マルティノンのようにクールでもない、もちろんプレートルとも違う、アンセルメのように哲学的でもない、いい味出してますよ、クリュイタンスおじさん!

mid-massa さん | 三重県 | 不明

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