マイルス・デイビス自叙伝 2 宝島社文庫

Miles Davis (マイルス・デイヴィス)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784796616836
ISBN 10 : 4796616837
フォーマット
出版社
発行年月
2000年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
サイズ15×21cm
365ページ

商品説明

自分のめざす音楽のためには、すべてを犠牲にしても厭わなかったマイルス。波乱万丈のその人生に登場する多くのミュージシャン。友情、仲違い、再会、そして死別。一方で展開するさまざまな女たちとのドラマ。死の淵に立ち、一度は音楽から遠ざかったマイルスを再び駆り立てたものはなんだったのか…。常に黒人としての誇りと怒りを胸に刻みこんで生きた20世紀最大の音楽家の衝撃の人生。

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とにかく背筋が寒くなるくらい驚くのは、音...

投稿日:2008/06/03 (火)

とにかく背筋が寒くなるくらい驚くのは、音楽全体を俯瞰して未来を見つめるマイルスの眼光だ。マイルスには全てが分かっていたのだ。唯一の足かせはマイルスの尊称「ジャズの帝王」って奴だ。これがなかったらマイルスはいかなるユニバーサルなミュージシャンを超越した、ドビュッシーやモーツァルトのような存在になったに違いない。リストのように、楽器にちょっと秀でた音楽家だ。これ読んでから『Germany 1988』とかの晩年のビデオを見れば、いかにマイルスが孤独・孤高なのかよく分かる。最後の『Doo-bop』の謎もわかる。マイルスは早く逝き過ぎた。

TATSU さん | SUN-IN | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • バズリクソンズ さん

    下巻も黒人であるがゆえに正当な評価を受けれず、差別的な扱いを受けたことや、相変わらずクスリ、アルコール、女性関係、銃撃を受けたことなどマイルスの壮絶な生き様が記されていて、何事か大きな事を成し遂げるような人物は一般人の想像の遥か彼方を行く人なのだろうと感じた。特筆すべきはJAZZのエレクトリック化に取り組んで大成功をおさめた事、インアサイレントウェイからビッチェズブリューへの流れの部分はマイルスファンのみならず全音楽ファン必読。常に新しい事へ挑戦し、過去を振り返らなかったマイルスの全記録がここにある。

  • Dai(ダイ) さん

    この本を読む前と読んだ後でマイルスに対しての見方が変わったか?いや、全く変わらない。そこがスゴいところか。しかし、アルバムを聴き方は変わったかもしれない。

  • ざれこ さん

    出てくる音楽を少しずつ聴きながらゆっくり読みました。コルトレーンとかとやってた時代が1番好きかな。だけど、マイルスは過去の自分には囚われない。今の自分には新しい音楽が鳴ってるからと昔のことは一切やらずに、新しいメンバーと新しい音を追求し続けたその姿勢には感服。でも、昔の音楽はその時の仲間としかできないからやらない、と書いてた晩年の回顧に泣けた。その時最高の音を作った人たちはマイルスの中に生き続けてて、だからこそマイルスは前に進めたのかもしれない。私も友達とか大事にしようと思いました。昔の人も今の人も。

  • Wan-Nyans さん

    ★★★★★

  • ゆうきなかもと さん

    再読 気がついたら、一気に読んでいた…なんでだろ… マイルス・デイビスは、自分の頭の中で鳴っている音を再現するためにバンドのメンバーを入れ替えていたらしい。 長年に渡ってある業界で成功している人には、他人を道具のように扱う人が多いような気がする。それぐらいの図太い神経がないと生き残れないからだと思う。 また人を道具のように扱うと言うと、一見悪いことのように聞こえるが、道具のように交換されるからこそ、チャンスも生まれる。実際にマイルス・デイビス自身もそうやって、チャンスを掴んだんだろう。

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Miles Davis

 Miles Dewey Davis Vは、1926年5月26日、イリノイ州アルトンに生まれている。歯科医の父と音楽教師の母の元、生後移住したセントルイスの黒人中流階級の家庭でマイルスは育っていった。 高校卒業後、すぐに当時のビバップ俊英たちが集まっていたセントルイスの名門バンド、Billy Eckstine's big bandに加入、。ここでCharlie parker とDizzy Gill

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