Miles Davis | プロフィール | CD、DVD、ブルーレイ(BD)、ゲーム、グッズなどを取り扱う【HMV&BOOKS online】では、コンビニ受け取り送料無料!国内最大級のECサイトです!いずれも、Pontaポイント利用可能!お得なキャンペーンや限定特典アイテムも多数!支払い方法、配送方法もいろいろ選べ、非常に便利です!
Benny Carter,Billy Eckstineのバンドで次々と演奏した後、1947年、「Savoy Records」に初リーダーセッションを吹き込む。そして、その後も研鑽を続け、初めての「9のつく年」、マイルスはGil Evansの強力を得て、「Royal Roost」出演の後、稀代の名盤『Birth of The Cool』を完成する。
50年代前半は、麻薬禍もあって、マイルスはアルバム単位では決定的な作品を残していないが、1954年『Bag's Groove』『Walkin'』によって低迷時代を脱出、1955年、Red Garland,Paul Chambers,Philly Joe Jonesのオールアメリカン・リズムセクションを従え、John Coltraneを擁した、「The Quintet」を結成、1956年には、モダン・ジャズ史上最も優れた連作のひとつ「Prestige」マラソンセッション4部作を完成する。
1958年にはパーカーの死と同時に現れた新人、キャノンボール・アダレイを擁してセクステットに拡大したバンドで『Milestones』を完成。二番目の「9のつく年」、1959年、モード・ジャズに先鞭をつけた、ジャズ史上不滅の名盤『Kind Of Blue』を完成、Bill Evansが一部に参加した。
『Miles In The Sky』でヒントを見せたマイルスは、三番目の「9のつく年」、1969年、『Bitches Brew』を発表。“30年先を行ってる”“世界一のロックバンドを作ってやる”など、名言を残しつつ、ジャズのアルバムとして異例の売り上げを記録、ロックの殿堂、「フィルモア・イースト」「フィルモア・ウエスト」を“制覇”した。
『On The Corner』でポリリズムを提示した後、休養を含んで、マイルスは“低速の時代”に突入、しかし、日本公演を記録した『パンゲア』『アガルタ』は、時代の潮流を感じさせる演奏となっている。
休養を余儀なくされ、4番目の「9のつく年」1979年は録音はなかった。1980年代マイルスはポップなヒット曲をレパートリーにしたり、スクリッティ・ポリッティと共演、サウンドトラックの仕事もこなし、5番目であり最期の「9のつく年」1989年、『Amandla』を残したが、かつての帝王ぶりは望めなかった。1991年、黒人音楽に君臨する、Quincy Jonesとの『Miles & Quincy Live at Montreux』を録音後、9月28日、西海岸Santa Monicaで死去した。
マイルスの影響は、トランぺッターとしては、Wallace Rooneyに最も強く、演奏の音楽観などはジャズのジャンルに留まらず、広がっている。さらに、シンディ・ローパーのヒット曲“Time After Time”をヒットさせ、レパートリーとした。後年は絵画にもいそしみ、オリジナリティを発揮した。