マイク・アンド・ザ・メカニクスの歴史の中に埋もれてしまった隠れた名盤です！ポール・キャラックとボーカルを分け合っていたポール・ヤングが亡くなってしまい、発売当時は国内盤はおろか輸入盤でもＣＣＣＤであったのもセールスにつながらない一要因であり、作品を一聴して戸惑う打ち込みサウンド？！しかし、聴き込むうちにメカニクスらしさと、ジェネシスを訪仏するプログレ調の曲軍はマイクのやりたかった事ではないでしょうか。

期待していた以上によかった。聴けば聴くほどよい味がでてくる感じのアルバム。国内盤とDVD付きの輸入盤両方買ったので費用が少しかかってしまったのが痛かったけれど。個人的にはSomewhere Along The Lineがすばらしい曲だと思います。たぶんほとんどの人がMike ＆ The Mechanicsで検索していると思うのでこのサイトにたどり着く人は少ないのでは。Mike ＆ Mechanics / Paul Carrackで検索する人は稀だと思う。なぜかTheも抜けてるしぃ。

Paul Carrackのソロアルバムも良かったけれど、このアルバムにも期待しています。評価は’If Only’みたいな曲があることを信じてのもの。