天下の大メゾ、クリスタ・ルートヴィヒのリート!
しかもクリュイタンスとの共演のマーラー
20世紀後半の最大のドイツ系メゾソプラノといえばこれはもうクリスタ・ルートヴィヒ!!!スケールが大きいのに細部まで神経が行き届いた見事な歌は、オペラだけでなくリートの世界でも極めて高い評価を得ていました。1978年のリサイタルは、全盛期だけに実に深々とした雄大な世界に圧倒されます。一方1957年のマーラーは伴奏がなんとクリュイタンス!これだけでも興味津津です。そしてもう一人、セーナ・ユリナッチの黄昏チックなシュトラウスもグーです。(K.I.)
@マーラー:さすらう若人の歌
A同:リュッケルトの5つの詩−私は快い香りを吸い込んだ,
私はこの世に捨てられて,真夜中に
BR.シュトラウス:あなたは私の心の王冠,憩え、わが心,献呈
Cブラームス:セレナード,子守歌,
DR.シュトラウス:四つの最後の歌
@ABCクリスタ・ルートヴィヒ(Ms),
@アンドレ・クリュイタンス(指)フィルハーモニア管弦楽団,
ABCジェフリー・パーソンズ(P),
Dセーナ・ユリナッチ(S),マルコム・サージェント(指)BBC交響楽団
録音:@1957年12月2日,ロンドン、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール,
ABC1978年7月15日,ロンドン、ウィグモア・ホール,
D1961年9月11日,ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホール