Nothing Comes Easy: 1991-2012 (5CD)

オールマン・ブラザーズと並ぶサザンロックを代表するバンド、レーナード・スキナード。1977年に飛行機事故でメンバー2人とバックアップシンガーを失い活動を停止するも、リードヴォーカルに事故で亡くなったロニー・ヴァン・ザントの弟、ジョニー・ヴァン・ザントを迎えて1987年に再結成。本作は、トリビュートツアー後の91年にリリースされた14年ぶりのオリジナル作『1991』から、93年の『The Last Rebel』、2009年の『God & Guns』、2012年の『Last Of A Dyin' Breed』まで、90年代以降の4枚のアルバムにボーナストラックを各ディスクに追加した5CDボックスセット。

巨匠トム・ダウドがプロデュースを手掛け、トリプルギター＆ツインドラムスという編成で骨太なサザンロックサウンドを再び手繰り寄せた『1991』、マッスル・ショールズの名職人バリー・ベケットのプロデュースで、シンデレラのトム・キーファーらも参加したアーシーな『The Last Rebel』、ヘヴィメタルシーンの最重要銘柄ロードランナーレコード傘下LOUD & PROUD移籍第2弾『God & Guns』、元ブラック・クロウズのジョニー・コルトが新ベーシストとして加入した『Last Of A Dyin' Breed』。

新体制以降も、パワフルで泥臭いハードロックサウンドを全面に押し出し、流行り廃りの激しさが増した波乱の90年代〜テン年代を驀進したレーナード・スキナード。今もアメリカで世代を超えた根強い人気を誇るレジェンドバンドの ”いま改めて再評価したい” 近年作をここに一挙パッケージ。『God & Guns』のスペシャルエディションにボーナス収録されていたライヴテイクなど6曲も再収。

CD1: 1991
CD2: THE LAST REBEL
CD3: GOD AND GUNS
CD4: GOD AND GUNS BONUS EP
CD5: LAST OF A DYIN’ BREED