「ブルー」や「逃避行」に比べると地味な扱いですが、これも良いアルバムですよね。独自の雰囲気に引き込まれます。

ｼﾞｬｽﾞではない。ｼﾞｮﾆﾐｯﾁｪﾙの世界…ﾁｬｰﾙｽﾐﾝｶﾞｽに捧げたすばらしい世界。ｼﾞｬｺﾊﾟｽやｳｴｲﾝｼｮｰﾀｰが自身の最高演奏を奏でる。あたしの言葉なんていらない。ただ聴いてください

演奏内容は文句無し。ただし、イメージ映像が多すぎると思う。これだけの贅沢なメンツがいるのだから、もっとライブ映像を映してもらいたかった。

歌手および作曲家としてのジョニ・ミッチェルも並外れているし、不世出の鬼才ベーシストと知り合って最高のポテンシャルをひき出す手腕もずば抜けている。両人にとっての不朽の金字塔的アルバムとなった。ふたりが織りなすハーモニーが玄妙で美しく、かつ逞しい生命感を醸し出す。数ある歌もののなかでも輪をかけて歌うような雰囲気に恵まれていると言いたい一品。一生もの必至。

ｼﾞｮﾆﾐｯﾁｪﾙに関してはこのｱﾙﾊﾞﾑを一途に愛し続けてる｡ｺｰﾄｱﾝﾄﾞｽﾊﾟｰｸやﾌﾞﾙｰも勿論好きだけどこれに1番思い入れが強い｡文句なしの最高傑作だと信じてるし奇跡的に美しいﾒﾛﾃﾞｨｰは僕に優しさを与えてくれる｡彼女の歌声に愛をもらい､僕も愛する人へ精一杯の愛を...

恋してる時に聴きたい。 アコースティックで澄んだ声の内側に秘められた情熱。 好きな人の為ならどこへでも行けると思っていた頃を思い出す。

私はジョニミッチェルを聴かないで居られるポップミュージック・ファンなど信じない。「Blue」が【最高】と感じられない人など信じられない。ジョニ自身「あれほど純粋にはもうなれない」と語る名作

「Blue」と双璧の名作。70年代の中頃にこんなにも洗練されたサウンドを紡ぎ出していたこの天才歌手には驚くしか無い。ロードムービーのような”移動する感覚”がアルバム通して流れているのも、なんだかもぉお凄いのあるよ、聴くであるよ

BothSides,Now(青春の光と影)はｼﾞｮﾆの中でも最も素晴らしい曲､これが入ってるだけで1番好きなｱﾙﾊﾞﾑ｡確かにﾌｫｰｸ的だけどﾃﾞｨﾗﾝやﾆｰﾙﾔﾝｸﾞには無い女性特有の自由さ優雅さに共感を覚えます

｢ｼﾞｮﾆ･ﾐｯﾁｪﾙの音楽は解明できない｣と武光徹は嘆いた｡親しみ易さを持ちつつ奥深く､多重性な音楽が彼女の最大の魅力だ｡これは軽やかさが心地よい一枚｡だけど不思議｡ｼﾞｮﾆの翼で高く高く上昇してゆける､酔っぱらいながら｡落下することはないから安心して身を委ねて｡