妖精物語について ファンタジーの世界

J R R トールキン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566021112
ISBN 10 : 4566021114
フォーマット
出版社
発行年月
2003年12月
日本
追加情報
:
20cm,230p

内容詳細

人間だけに許された「空想」「準創造」という行為。その結果、生み出される「妖精物語/ファンタジー」。傑作「指輪物語」を生み出した巨人が、妖精物語/ファンタジーの本質と効用を説き明かした1冊。

【著者紹介】
J R R トールキン : 1892〜1973年。南アフリカのブルームフォンテンに生まれ、3歳のとき、イギリスのバーミンガムに移り住む。その年、南アフリカにとどまった父を亡くし、母も12歳のときに失う。苦学して、オックスフォード大学のエクセター・カレッジを卒業。第一次世界大戦に従軍後、リーズ大学教授を経て、1925年からオックスフォード大学教授。中世の英語学と文学を中心に講じた。代表作『指輪物語』は、あらゆるファンタジーの原点といわれている

猪熊葉子 : 1928年、千葉市生まれ。聖心女子大学卒業、同大学大学院修了。児童文学専攻。1957年にオックスフォード大学に留学、トールキン教授の指導を受ける。帰国後、聖心女子大学、白百合女子大学大学院で児童文学を講じながら、執筆・翻訳活動に携わる。IBBY(国際児童図書評議会)副会長、JBBY(IBBYの日本支部)会長を歴任。現在、社会貢献支援財団会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • shou さん

    妖精物語とは何かファンタジーとは何か、その要素や効能をトールキン教授が語る本。やや知識のいる内容ながら、ファンタジーを理解したいなら必読の書。収録の短編「ニグルの木の葉」が彼のファンタジー論そのままのようで大変よかった。

  • apty さん

    文学の可能性を熟知していたのは、ファンタジー作家なのではないのだろうか。確かにファンタジーは劇では再現できないだろう。それに妖精についても、幻想かもしれないし事実ではないかもしれないが、真実であるというのがよく分かる。ファンタジーの奥深さを、ニグルの木で再現してくれているのはよかった。面白かったです。

  • 竹乃 さん

    妖精物語とは何か(妖精物語/起源/子どもたち/空想[ファンタジー]/回復、逃避、慰め/結び/付記)ーニグルの木の葉ー神話の創造

  • あかる さん

    ファンタジー好きを名乗るなら一度は読んでおくべき(?)、トールキンのファンタジー観。C.S.ルイスをはじめとした、当時の空気や周囲の人との関係が垣間見えるのが面白い。このレトリックな文体は原文で読んだ方が面白いのだろうが、如何せん英語力がない私には、日本語でさえ理解できているか怪しい文章は荷が勝ちすぎる。収録されている『ニグルの木の葉』がこれまた良かった。トールキンの『指輪物語』『ホビット』以外の話を読んだのは初めてで、新鮮。

  • えこ さん

    「ファンタジーについての普遍的なマニフェストというより、キリスト教の信仰を持ち、20世紀の世界から脱走したいと願い、かつ、言語を生んでその言語を存在せしめるための世界を創る営為に身を捧げた一人の人物の信仰箇条という気がする。」(https://twitter.com/machino_y/status/1170174004616761345?s=20 ) という方の感想がしっくりきました。一般的にはその部分がフューチャーされている様子がなくて残念ですが。

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J R R トールキン

1892年、南アフリカのブルームフォンテン生まれ。第一次世界大戦に従軍後、学究生活を開始し、世界的な言語学者となった。言語・神話への豊富な知識を生かして創造されたファンタジー『指輪物語』は世界中に熱狂的なファンを持つ。著書に『ホビットの冒険』、『シルマリルの物語』などがある。1973年永眠

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