CD

Harpsichord Works: Leonhardt

Frescobaldi / Couperin, L

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALPHA026
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

ルイ・クープラン/ジロラモ・フレスコバルディ
レオンハルト(cem)

17世紀前半のバロック芸術は,動きと興奮に満ちていました。思想家や芸術家は皆、魂と肉体の反応との関係を解き明かそうとていました。そしてこの時代に生きた対位法の大家である彼らも又、器楽で魂の情動をもっともよく表現しようとしたのです。チェンバロの巨匠グスタフ・レオンハルトの手でヴェールを脱ぐ、フランスとイタリアのバロック音楽の精髄。宮廷にたゆたった雅やかなチェンバロの響きをお楽しみください。


1.トッカータ 第2番(1615)
2.カンツォーナ 第5番(1615)
3.ファンタジア 第4番(1608)
4.バッサ・フィアメンガによるカプリッチョ(1624)
5.トッカータ 第7番(1627)
6.リチェルカーレ 第1番(1615)
7.カンツォーナ 第3番(1627)
8.トッカータ 第8番(1615)

ルイ・クープラン
組曲 ニ長調
9.プレリュード
10.アルマンド
11.クーラント
12.サラバンド
13.ガイヤール
14.シャコンヌ
15.パッサカリア ト短調

ユーザーレビュー

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フレスコバルディもL.クープランも表面的...

投稿日:2009/08/13 (木)

フレスコバルディもL.クープランも表面的なものをそぎ落とした禁欲的な演奏であり,音楽そのものが聞こえてくるようだ。聴くたびに身が引き締まり,汲めども尽きせぬ深みがある。表面的なイタリア的,フランス的というような形容を超えた高い次元の音楽が聞こえる。また近接録音がそのような印象をより強めているようだ。音像はかなり大きいが,セオンやフィリップスの頃に比べると遙かに音がよい。また戸外の鳥の鳴き声なども聞こえる。ただし,添付の日本語解説書には少し問題がある。フランス国王が戴冠を受ける場所が「レームの大聖堂」だったりする。フランス国王が戴冠するのは代々ランスの大聖堂だということは西洋史を多少でもかじったものならすぐ分かる。原文の解説書でも作曲家のMichi,ヴィオール奏者(これもヴァイオリニストと訳されている)のMaugersなどほとんど知られていない人名が出てくるので分かりにくいのであるが,「ブランシェーロ」(原文ではブランロシェ,ブランシュロシェの二通り),「ピッチンニ」(ピッチニーニ。ピッチンニとは別の作曲家),ボーアン写本が「Bauyn写本」になっているなど,およそ音楽学者とは思えないミスと怠慢が散見されるのは残念だ。

ムーミン・パパ さん | 岩手県 | 不明

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