20世紀ウクライナのピアノ作品集
20世紀のウクライナの作曲家のピアノ曲集。ミコラ・リセンコ[1842-1912]はウクライナ民俗主義音楽の祖というべき作曲家。多くのピアノ曲のほか、ウクライナ語のオペラ『タラス・ブーリバ』でも知られます。レフコ・レヴツキー[1889-1977]はソ連時代のウクライナの代表的作曲家。アレキサンデル・ジュク[1907-1995]はハルキウを拠点に活動した作曲家、指揮者、音楽教育者。ミロスラフ・スコリク[1938-]は現代ウクライナの作曲家の長老です。
アンナ・シェレストはハルキウ音楽院で学んだ後、米国のジュリアード音楽院で名教師ジェローム・ローウェンタールに学び、今日に至るまでニューヨークを拠点に活動しています。連弾相手のドミトリ・シェレストは彼女の夫。ウクライナ音楽院における同級生でもあります。(輸入元情報)
【収録情報】
1. リセンコ:ウクライナの主題による組曲 Op.2
2. リセンコ:『タラス・ブーリバ』序曲(レヴツキーによる4手ピアノ編)
3. レヴツキー:前奏曲集 Op.4
4. レヴツキー:前奏曲集 Op.7
5. レヴツキー:ワルツ 変ロ長調
6. ジュク:ウクライナ・ラプソディ
7. スコリク:3つの途方もない踊り〜4手ピアノのための
アンナ・シェレスト(ピアノ)
ドミトリ・シェレスト(ピアノ:2,7)
録音時期:2017年
録音場所:ニューヨーク州ニューヨーク・シティ
録音方式:ステレオ(デジタル)