Presence―プレゼンス―
斉藤デュオ(ピアノ・デュオ)
空間に踊り出る生きた音!緻密に織り込まれた連弾の妙技。
斉藤昭彦・斉藤美紀夫妻によるピアノ・デュオ(連弾)のデビュー・アルバムです。ウィーン留学時に結成し、これまでイタリアのサレルノ国際コンクールで第1位を受賞し、国内外において活発な演奏活動を行い幅広い活躍を見せる斉藤デュオ。モーツァルト・シューベルト・ラフマニノフといった時代別のレパートリーを見事に弾き込みます。
鍵盤の上を疾走するリズム、しっかりと鳴らす低音、美しく流れる旋律。すべての音と音が空間上に新鮮な響きを伴って踊り出てゆきます。息のぴったりと合った連弾の妙技を存分に聴かせます。(トリトン)
斉藤デュオ(ピアノ・デュオ) プロフィール
斉藤昭彦、斉藤美紀夫妻によるピアノ・デュオ。両者共に武蔵野音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業。卒業後ウィーンへ留学し、留学中よりデュオを結成する。第17回サレルノ国際ピアノコンクール(イタリア)ピアノ・デュオ部門第1位受賞。入賞者演奏会出演。帰国後、全国各地でピアノ・デュオ・リサイタルやオーケストラとの共演や公開講座などを行う。ブルガリア共和国プロヴディフ市で行われた、ブルガリア国際文化フェスティバルに出演。新潟県妙高高原夏の音楽祭では1998年より毎年招聘され、ピアノ・デュオ・リサイタルを行っている。その他メディアでの活動も盛んに行い、テレビや雑誌で音楽活動の様子を紹介され、ピアノ音楽専門誌「ムジカノーヴァ」、「レッスンの友」等でピアノ・デュオについて執筆し掲載される。
国際ピアノ・デュオ協会会員。(財)音楽文化創造会員。(社)全日本ピアノ指導者協会正会員。(トリトン)
・モーツァルト:4手のためのピアノ・ソナタ ハ長調 K.521
・シューベルト:エロールの歌劇『マリー』の主題による変奏曲 ハ長調 D.908 作品82-1
・ラフマニノフ:6つの小品 作品11
斉藤デュオ(ピアノ・デュオ)
斉藤昭彦・斉藤美紀
録音:2008年2月19-21日、富山・北アルプス文化センター
DSDレコーディング
夫婦の親密な交感による連弾。カタチは3通り。相即:ノリ徹底シンクロのモーツァルト、相入:ずぶり情を入れ交わすシューベルト、相克:仕掛あい渡り合うラフマニノフ。作品の持つ音の生理の違いに即して、発止と縦横多彩にシンクロするコラボの息が見事だ。(中)(CDジャーナル データベースより)