ハーモニーの神髄〜ハープとパーカッションの現代作品集
前作『The Spirit of Sound』に続く、ハープとパーカッションのアンサンブル「アヴァロカイト・デュオ」が生み出す幽玄で多彩な響きを存分に味わう1枚。パーカッション奏者グイド・ファッキンが操る数えきれないほどの打楽器が紡ぐ音色と、ハープの繊細な響きが融合し、独特の世界が生まれます。
アルバムに収録されているのは、中東風の響きを駆使したアニー・フォンタナ[1955-]の『旅のノート』、ブルーノ・マデルナの追悼のために書かれたグイド・ファッキン[1946-]とアンジェロ・ブルッツェーゼ[1967-]の作品など、現代の作曲家たちが思い思いの作風で生み出した、新しい音を発見するというデュオの趣旨を汲んだ実験的な作品の数々です。(輸入元情報)
【収録情報】
● ビアンケラ:APAGU
メトロノーム、カスタネット×2、クラヴェス、トムトム、テンプルブロック、グロッケンシュピール、ゴング、ピストンフルート、バスク・タンブリン、サスペンデッド・シンバル、カシシ、トライアングル
● タルメッリ:そして熱から光が生まれる
チベット・ハンドベル×3、グロッケンシュピール、小バス・ドラム、トムトム×4、サスペンデッド・シンバル、大ゴング、ベルツリー
● フォンタナ:旅のノート - 4つの小品による組曲(Corazim/Cafarnao/Gerico/Gerusalemme)
テンプル・ブロック×2、グロッケンシュピール、サスペンデッド・シンバル、ダラブッカ、トライアングル、エンシェント・シンバル[G,A,B,C]、フィンガーシンバル、メロディカ)
● ファッキン:カモメの叫び〜ブルーノ・マデルナを称えて
グロッケンシュピール、トムトム×4、小バス・ドラム、サスペンデッド・シンバル、大ゴング
● コスタンティーニ:ブルレスケ
トムトム×3、小バス・ドラム、サスペンデッド・シンバル、グロッケンシュピール、エンシェント・シンバル[G,A,B,C]×4、ゴング
● ブルッツェーゼ:カプリッチョ〜ブルーノ・マデルナの追悼に
トムトム×4、サスペンデッド・シンバル
● アルマレオ:前奏曲/タンゲット
グロッケンシュピール、メロディカ、トムトム×3、サスペンデッド・シンバル
アヴァロカイト・デュオ
グイド・ファッキン(パーカッション)
パトリツィア・ボニオーロ(ハープ)
録音時期:2021年春
録音場所:イタリア、Cat Sound Studio di Badia Polesine
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)