ボンジョビやデフレパードっぽい曲もあるが、やっぱりそれでも好きっす。 クオリティ高いと思います。 冷静に聴くとテッドのちょっとクセのある声質が気になるかもしれないけれど、ん〜、やっぱりそれでも好きｖ

ボンジョヴィから始まった、お茶の間ハードポップもとうとう末期だと、当時は失笑した。この甘く分厚いコーラスに、ゴージャスポップなサウンドプロダクションが、いかにも80年代後半のハードロック末期を象徴する音で、こっぱずかしくなるが、メロディアスポップロックと割り切ってしまえば、相当にレベルの高い楽曲が揃っている。このレビューでも皆さん高評価ですね。やっぱり曲がいいというのは絶対的な強み。

80年代中後期のメタルブームに乗って出てきた彼らは「キャンディメタル」と専門誌にさえ揶揄された存在だった。それを鵜呑みにした当時の私はフン鼻で笑って耳を傾けようとすらしなかった。あっという間に20年、あのころのメタル青年は今や人生に疲れた白髪の目立つ熟年の域にさしかかっている。この作品を試聴機で目にしたときも、バンド名を聞いてフンと思いかけたが、ヘッドフォンを耳に当てた3分後に侮蔑は驚嘆に変わった。明るく、それでいてどこか切ない見事なメロディーと、その音楽にピタリと合った歌唱に、50男の胸が不覚にも思わず熱くなってしまったのである。降参。

正直、期待はしていなかった。 懐かしさだけで買って、そして本当に買ってよかった。懐かしさだけでこんなに感動はしないよな〜と思う。 耳に残る良質なメロディにこの音は、オールドファンのみならず「名前は知ってるけど」という人にもぜひ買って聴いてみて欲しい。 先入観など持たず聴いてもらいたいアルバムだ。

1stに比べると、ギタリストが代わった為、多少カラッとしたサウンドに仕上がった2nd。方向性はほぼ前作と同じですが、楽曲のレベルは少し落ちた様な…。とは言いながら全体的な出来は素晴らしい。'91という､時代の変わり目が直前に迫っている時期の作品で、チャートでは苦戦していた様な記憶が有る。個人的なお気に入りは、陽気な“MONKEY BUSINESS"少々湿り気を帯びた、メロディーがきれいな“BEAT THE BULLET"これぞアメリカン・ロック的な“CRAZY NITES"と“DON'T BLAME IT ON LOVE"

当時のハードロックは良質なアルバムの宝庫でした。この作品もその一つです。「Under The Gun」、「Bang Bang」、「Rock America」、「One Step From Paradise」、「Feels Like Love」は特に良いですね。爽やかなロックが聴きたい人には絶対にお薦めのアルバムです。

凄いぞ、この新作は！予想以上の出来です。1st,2ndの路線に戻ってはいるが、アレンジはPaul Laine在籍時の雰囲気で初期2作品までの、きらびやかさは無い。しかし、何より嬉しいのが、80年代後半活躍し、ここ数年でカムバックした数々のバンドの楽曲の出来と比較に成らない程の、高水準の楽曲が並んでいる事！まだ、こんな曲書けたんだ！って感じました。DEF LEPPARDでさえ、衰えを最新作でモロに見せたからね。欲を言えば、“ROCK AMERICA”“CRAZY NITES”の様なアップテンポでアクセントになる曲が欲しかったが…。1st,2ndのリマスタ―、切望します。

実質3rd。御蔵入りになっていた作品。1st,2ndのきらびやかさは、無くなったが、正統派アメリカン・ハードロックとして、良くできたアルバムだと思う。断然Ted Polleyバージョンの方が、らしくて好きなので復活作を待ち望むところだが…

都会的な匂いを漂わせるハードポップの名作。プロデューサーがランス・クインということで、BON JOVIの1stを思わせる哀愁漂うメロディーと、激しくもポップなサウンドが同居するアルバムに仕上がっている。2・4・5・6・8・9がオススメ。特に9はHM/HRのジャンルの壁を超えて、多くの人に聴いて欲しい。

89年1st。ｱﾒﾘｶﾝな曲あり、切ないﾒﾛﾃﾞｨありで最初から最後まで心地好く聴き通せる好盤だ。ｶｯｺｲｲ�A、心地好いﾒﾛﾃﾞｨ�C、感動のﾊﾞﾗｰﾄﾞ�G、素晴らしいﾒﾛﾃﾞｨ�H等お気に入り♪ﾒﾛﾃﾞｨ派は買いです☆