現代音楽作品集〜ムートシュピール、レシュ、エレート　オロスコ＝エストラーダ＆トーンキュンストラー管、Ｂ．シュミット、シャロン・カム、他

オロスコ＝エストラーダ、絶好調！
トーンキュンストラー管弦楽団を率いての現代音楽集

新音楽監督アンドレス・オロスコ＝エストラーダ率いるニーダーエスターライヒ・トーンキュンストラー管弦楽団の新録音は、SACD hybridによる現代音楽集。
　クリスティアン・ムートシュピールは1962年生まれのオーストリアの作曲家、トロンボーン奏者。『協奏パ・ド・ドゥ』は、ヴァイオリン、打楽器とオーケストラのための協奏曲。これは2009年10月３日、４日のオロスコ＝エストラーダ就任披露演奏会で初演されたもの（この時のメインのマーラー：交響曲第１番は既にPRCD90784で発売されています）。マリンバの名手として知られる内山詠美子が打楽器を担当しているのも注目です。
　ゲラルト・レシュは1975年、リンツ生まれ。『カントゥス・フィルムス』は、オーケストラとアドリブの合唱による交響曲。これも世界初演。
　イヴァーン・エレートは、1936年にブダペストに生まれ、1956年以降ウィーンを拠点に活動している作曲家。独奏のシャロン・カムは、1971年、イスラエル生まれの名クラリネット奏者。クラリネット好きにはもはや説明の必要もないハイ・テクニックを披露してくれます。（キングインターナショナル）

【収録情報】
1.　ムートシュピール：協奏パ・ド・ドゥ
2.　レシュ：カントゥス・フィルムス
3.　エレート：クラリネット協奏曲 Op.88

　ベンヤミン・シュミット（ヴァイオリン：1）
　内山詠美子（打楽器：1）
　シャロン・カム（クラリネット：3）
　シネ・ノミネ合唱団（2）
　ニーダーエスターライヒ・トーンキュンストラー管弦楽団
　アンドレス・オロスコ＝エストラーダ（指揮）

　録音時期：2009年10月（1）、2010年10月（2）、2011年10月（3）
　録音場所：ウィーン、ムジークフェラインザール
　録音方式：ステレオ（デジタル／ライヴ）
　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND