ドナウエッシンゲン音楽祭2009ライヴ Vol.2
70年代生まれの若手作曲家の作品集。いずれも器楽アンサンブルとライヴ・エレクトロニクスのために書かれています。
フランク・ベドロシアン[1971-]はパリ出身でグリゼイ、ストロッパ、マヌリ、ミュライユ、ラッヘンマンに師事し、スペクトル技法とラッヘンマンの特殊音響を融合した作風。
ラファエル・チェンド[1975-]はマヌリ、ファーニホウに師事しIRCAMで研鑽を積んでいます。器楽の特殊奏法に電子音響が絡む目も眩む色彩の変化が聴きもの。
クリストファー・トレビュー・ムーア[1976-]はスタンフォード大学でファーニホウに師事。複雑極まる音響の渦です。(TOBU)
【収録情報】
・ベドロシアン:スウィング (2009)
・チェンド:闇への導入(黙示録の3つのテキストによる) (2009)
ジョルジュ=エリー・オクトール指揮、イクトゥス・アンサンブル
・ムーア:奇妙な誘惑者 (2009)
IRCAM(電子音響)、アレクサンドル・フォルティエ(サウンド・ディレクター)
ソロイスツ・サウンドファブリーク、SWRエクスペリメンタルスタジオ
録音時期:2009年10月
録音方式:デジタル(ライヴ)
SACD Hybrid