面白い(?)、喋る現代アメリカの実験音楽
現在のアメリカ実験音楽シーンの一部が垣間見える1枚。全体に音響彫刻によるノイズ、電子音響、朗読を融合したミクスド・メディア、あるいはサウンド・インスタレーデョンとも取れるアンビエント・ミュージック風の作品が並びます。いずれも語りが入っていますが、ただ話しているだけのトラックや妙にシンプルな歌があったりと雑多な印象です。
アルバム制作の中心人物であるジョン・レーンはマルチ・パフォーマー、パーカッショニストとしてアメリカ、オーストラリアそして日本でも活動。アレン・オッテはパーカッショニストとしてシンシナティ・パーカッション・グループに所属し活動しています。(輸入元情報)
【収録情報】
1. ジョン・レーン&アレン・オッテ:消費者市場
2. ボニー・ホワイティング:名を連ねる
3. ニック・ランツ:隠れ蓑
4. エリザベス・A・ベイカー:ビフォー・アフター
5. ニック・ランツ:15エーカー
6. アマンダ・スクーフス:激情
7. ニック・ランツ:祖父の遺言では終わらない詩
8. ダニー・クレイ:コピング(対処)
9. アレン・オッテ:3つのコントラファクタ(矛盾)
ジョン・レーン(フィックスド・メディア&音響彫刻:1、語り:3,5,7、打楽器&声:4,6,8、エレクトロニクス:4、フィールド・レコーディング:6)
アレン・オッテ(エレクトロニクスを伴う音響彫刻:1、プリペアド・ピアノ&エレクトロニクス&声:9)
トーチ・カルテット(トランペット、クラリネット、コントラバス、打楽器、声:2)
ボニー・ホワイトニング(打楽器&声:2)
録音:2022年1月〜2月