藤倉大、今井千景、伊藤聖子、他これから羽ばたく作曲家達!
アンサンブル・モデルン国際セミナー!
アンサンブル・モデルン国際作曲セミナーは、ダルムシュタット夏季現代音楽講習会と同じく、若い作曲家を対象に毎年講師を招いて行われる教育プログラムで、これまで講師にはラッヘンマン、ジョージ・ベンジャミン、ヨハネス・カリツケらが招かれています。
ここでは若い作曲家の作品がアンサンブル・モデルンとの緊密なディスカッションとリハーサルによって演奏、発表されるのが最大の特色で、このディスクはこれまでのそうしたライヴを集めたもの。日本からは藤倉大、伊藤聖子、今井千景が参加、それぞれの出世作、代表作となりました。2000年代に入ってからの前衛若手・中堅世代の作風を俯瞰する上で最適のセットです。(TOBU)
【収録情報】
1. サエド・ハダッド:光の倫理 (2004)
2. マルコ・ニコディイェヴィッチ:対象/空間 (2004)
3. 藤倉大:バニシング・ポイント (2004)
4. トミー・ライサネン:中絶 (2005)
5. アンナ・メレディス:ダウンホール (2005)
6. シモン・ステーン=アナセン:チェンバード・ミュージック (2007)
7. 今井千景:シムルジェネシス (2009)
8. 伊藤聖子:ゴーイング・フォース・バイ・デイ (2006)
9. アンソニー・チュン:ハイパー・バトン (2009)
10. シュテファン・ケラー:スプリング! (2011)
11. シュタイングリムール・ローロフ:最初の人間 (2011)
12. ヨハネス・クライドラー:カンタータ『今、未来はない』 (2008)
13. シュテファン・バイヤー:信憑性の面で/ある決断 (2011)
アンサンブル・モデルン
フランク・オッル(指揮:1,3)
アレホ・ペレス(指揮:2)
ジョン・B.ヘッジス(指揮:4)
ライアン・ウィッグルズワース(指揮:5)
マヌエル・マウリ(指揮:6,8)
ヨハナネス・カリツケ(指揮:7,9-12)
パブロ・ルス・ブロセタ(指揮:13)
録音時期:2004〜2013年
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)