『ロードトリップ〜コープランド：アパラチアの春、アダムズ：室内交響曲、アイヴズ、他』　コロン＆オーロラ管

オーロラ管弦楽団／『ロードトリップ』

2005年に創設されて以来、オーロラ管弦楽団は現代の英国における室内アンサンブルの中でも、最も重要で特異な地位を確立しています。首席指揮者ニコラス・コロンの指導の下、ジェラルド・フィンリーやイアン・ボストリッジ、ローズマリー・ジョシュア、アンゲリカ・キルヒシュラーガーほか様々なアーティストとコラボし、古典的な作品〜モーツァルトやブラームス、バッハなどを演奏しながら、革新的な作品〜ダンス、映画、演劇、視覚的なプログラムなどにも取り組み、ショスタコーヴィチとブレイクダンスをあわせてみたり、クレズマーとバーンスタインを組み合わせるなど、興味深い作品を作り上げています。
　この「ロードトリップ」はアメリカの作曲家ニコ・マーリーに作品を委嘱し、フォーク、ポップ・ソングなどをアレンジしたものと、コープランドやアイヴズなどのアメリカの近代音楽を合わせ、全く新しい音の追求に成功したものです。どこか東洋的で懐かしい響きが耳をくすぐります。（WARNER）

【収録情報】
● マックス・バイリー＆オーロラ・オーケストラ：I sallied out
● ジョン・アダムズ：室内交響曲
● トラディショナル／ニコ・マーリー編：レイナーディーン
● アイヴズ：ストックブリッジのフーサトニック河（1929年版）
● トラディショナル／ニコ・マーリー編：The Brown Girl
● コープランド：アパラチアの春（13奏者のためのオリジナル版）
● マックス・バイリー＆オーロラ・オーケストラ：Passing Places
● ポール・サイモン／ニコ・マーリー編：ハーツ・アンド・ボーンズ

　サム・アミドン（ヴォーカル、ギター）
　ドーン・ランズ（ヴォーカル）
　オーロラ管弦楽団
　ニコラス・コロン（指揮）