ライヴ演奏と作曲家、演奏者インタビューによる
2008ムジカ・ヴィヴァ音楽祭ハイライト映像!
珍奇な自動ピアノやボクシング・オペラも!
バイエルン放送アルファ製作のテレビ用映像を集めたDVD。各々15分弱に演奏の抜粋と作曲家や演奏家のインタビューが納められています。また丁寧に同内容のNTSCとPALのディスクが収められています。
2008年ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘンのCDはNEOS10926(SACD5枚組+通常CD)で出ており、@Hは全曲収録されていますが、他は収録されていません。CはNEOS10824、EはNEOS10826で全曲が聴け、その他の作品も他レーベルで録音されているものも多くあります。
映像自体は極めて魅力的なものが続々登場。コンロン・ナンカロウの壮絶なロール・ピアノ作品の映像が見られるのはこのDVDくらいでしょう。その他にひとりのボクサーがリング上でサンドバックと戦う痛快なシアターピース(聴衆はボクシングの試合と同じくリングの周りの観客席に座らされます)ミヒャエル・レンツ&ウリ・ヴィンタースのボクス・ゲザング(ボクシングの歌)、フラーの鮮烈な美しさを持ったピアノ協奏曲などなど話題作盛りだくさん。演奏の合間を縫って作曲家、演奏家が作品について語る映像も貴重。特に現代音楽は音の定位や演奏風景、演奏家のジェスチャー、演奏以外のパフォーマンスが重要な要素となる場合が多いので、抜粋ながら映像で鑑賞できるのは嬉しいところ。(東武トレーディング)
【収録情報】
「ムジカ・ヴィヴァ・フェスティバル・ミュンヘン2008、ヴィジュアル・ハイライト」〜演奏の抜粋とインタビュー映像
@アドリアーナ・ヘルスキー(1953-):カウントダウン(2007)
(インタビュー:A.ヘルスキー)
Aコンロン・ナンカロウ:スタディ第41番
(インタビュー:W.ハイジヒ&R.ローソン)
Bミヒャエル・レンツ&ウリ・ヴィンタース:ボクス・ゲザング(ボクシングの歌)
(インタビュー:レンツ&ヴィンタース)
Cハンス・ツェンダー:ロゴス=断章
(インタビュー:ハンス・ツェンダー)
Dオリヴィエ・メシアン:微笑み
(インタビュー:シルヴァン・カンブルラン)
Eエンノ・ポッペ:楔状骨
(インタビュー:エンノ・ポッペ)
Fヨンギー・パク=パーン(朴泳姫,b.1945):イン・ルーチェ・アンビュレムス
(インタビュー:ヨンギー・パク=パーン)
Gヤニス・クセナキス:アンティクトン
(インタビュー:B.ラブマン)
Hベアト・フラー:ピアノ協奏曲
(インタビュー:ニコラス・ホッジス)
Iジェラール・ペッソン:いざこざの原因と結末
(インタビュー:B.ラブマン)
@R.ボーン指揮、アンサンブル
AW.ハイジヒ&R.ローソン(フォノラ(自動ピアノ))
BT.カーゲル(ボクサー)、F.リードゥル(エレキ・ギター)、B.ユッテ(Perc)、U.ヴィンタース(電子音響)、ほか
CS.カンブルラン指揮、SWRバーデンバーデン・フライブルク交響楽団、シュトゥットガルト・ボーカル・アンサンブル
DEFS.カンブルラン指揮、SWRバーデンバーデン・フライブルク交響楽団
FH.メイヤー(Ten)
GHIブラッド・ラブマン指揮、ケルン放送交響楽団
Hニコラス・ホッジス(ピアノ)
制作:パイダー・A・デフィッラによる映像(バイエルン放送アルファ)
2008ムジカ・ヴィヴァ音楽祭における主要公演ライヴ
【仕様】(NTSCディスク、PALディスク共通)
収録時間:148分
画面:カラー、16:9
音声:STEREO
字幕:ドイツ語、スペイン語、英語、フランス語、イタリア語
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