その２：当然アルバムの評価はまだできないのでレヴューではないけれど，評価にはなる補足情報。「生みの親」Tore Johansson，このアルバムと同時に，話題の Franz Ferdinand，更には日本の BONNIE PINK の各最新作と，忙殺的にプロデューサとして関わり，にもかかわらず Cardie に最も力を注いだ，とのこと。Tore 自身にとってもやはり，Cardie は特別なのでしょう。……”Cardie” という愛称について。本国スウェーデン（音楽輸出国として米英に次ぐ世界第３位）では，特にファンでなくとも通じるそうです。

オフィシャル・サイトでＰＶ視聴。最高。前作アルバム ”Long Gone Before Daylight” で見せたロック色を褪せさせることなく，気分がポップに乗れる。確かに，キラー・チューン。ＰＶは，映像も独特の美的感覚がありかなりよい。あとは，アルバムを待つのみです。

10年前。このアルバムが大流行。「渋谷系」として騒がれた覚えが（その後日本嫌いらしい様子）。アメリカでは ”love fool” が流行りすぎ，路線を変えたら (”Gran Turismo”) 失敗呼ばわり。でも，”Long Gone...” で「このバンド，ポップ＆キュートだけではないな」と信じ続けてよかったと実感。……話が逸れましたが，いま聴いても，いわゆる捨て曲なしのいいアルバムです。ただし，買うなら「＋０」（クリア・アルバム）を見つけられることをお薦めします。ちなみに，このＵＫ盤は，オリジナルとはめちゃくちゃな曲の配列。

シングルのビデオ見ました。カワイくて、クールでオシャレで、ちょっとした毒っぽさ。あんなことやこんなことを乗り越えて、調子が戻ったな〜！という印象を持ちました。アルバムをまだ聴いてないので、最高！はお預け。

オフィシャル・サイトで先行シングル ”I need some fine wine and you, you need to be nicer” のＰＶを視聴できます。これが，非常に素晴らしい！サイト自体も，特に北欧＋ＵＫで盛り上がってきている様子。前作 ”Long Gone Before Daylight” を経て，Cardie は確実に「あの頃」を脱皮しています。アルバム自体は発売前でまだ評価できないけれど，シングルはまず最高！

ポップ路線に戻るとは嬉しい限り。かなり楽しみ。

日本盤は廃盤なのか?当時、お洒落な服屋・カフェでは必ずカーディガンズがかかってました。金太郎飴のように、どこを切ってもPOPです

個人的に思い出深いＣＤだったんで，昔売ってしまったにもかかわらず，また購入してしまいました。出だしとかすごく好きです。これ以外のやつも買ってみようと思います。

”LIFE” 以前にこの作品を知っていれば。ただ，日本では一時の流行のまま捨てられた感のある中，現在もお気に入りでい続けている自負はありますね（”Long Gone...” は大傑作）。Ｍ１を聴いたときはびっくり。あの Carnival に優るとも劣らない初期の完成されたメロディ。他は，Ｍ５，８，１０が好き。それにしてもニーナの声，琴線に触れてくるなあ。

私も，多数派だと思われる LIFE から入り込んだひとり。現在という基準で考えると，あのアルバムはたまに手にするものの飽きもきやすいが，こちらは違う。遊び心（＝ ”The Other Side” ）に溢れ，初期の自らを余裕を持ってまとめている。初めて聴いた時のＭ１の衝撃は忘れられないな。Long Gone... の ’You’re the Storm’ との繋がりもあって。