CD 輸入盤

ロストロポーヴィチ / ドイツ・グラモフォン録音全集(37CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
4796789
組み枚数
:
37
レーベル
:
Dg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤,輸入盤

商品説明


ロストロポーヴィチ / ドイツ・グラモフォン録音全集
DG、DECCA、PHILIPS、WESTMINSTER
チェリスト、指揮者としての録音のほか、ピアニストとしての録音も!


ドイツ・グラモフォン、デッカ、フィリップス、ウェストミンスターからリリースされたロストロポーヴィチ音源をまとめた37枚組ボックス。各ディスクはオリジナル・ジャケット・デザイン仕様の紙ジャケットに収納されており、76ページのブックレットには、ロストロポーヴィチの友人でもあったチェリスト、ダヴィド・ゲリンガスによる書き下ろしライナーノーツ(欧文)と、多数のレアな写真が掲載される予定です。
 1927年生まれのロストロポーヴィチは、4歳でピアノ、7歳でチェロを学んで10歳でサン=サーンスのチェロ協奏曲でチェリストとしてデビュー、その後、23歳までにソ連、ハンガリー、チェコのコンクールで優勝し、24歳のときには、バッハ無伴奏チェロ組曲の演奏によってスターリン賞を受賞、29歳でモスクワ音楽院教授に就任、36歳でレーニン賞を受賞、41歳で指揮者デビューするなど、天才アーティストとして破格の待遇を受けていました。それゆえ西側にも自由に往き来することが可能で、早くからいろいろなレーベルでレコーディングをおこなうこととなります。
 しかし、1968年には作家ソルジェニーツィンを自らの別荘に住まわせ、政府批判するなどした結果、1974年まで国外公演を禁じられてしまいます。そのこともあってか、同年、長期旅行の許可を得て国を出たロストロポーヴィチは、1977年にはアメリカの首都、ワシントンに定住することになり、これに怒ったソ連政府は翌年にはロストロポーヴィチの市民権を剥奪することとなってしまいます。
 その後のソ連崩壊や長い年月を経て、2007年にはロシア政府から勲一等祖国功労賞を授与され、翌月、モスクワの病院で80年の生涯を終えています。(HMV)

【収録予定曲】

Disc1
● シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129
● チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲Op.33

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 ロジェストヴェンスキー(指揮)レニングラードフィルハーモニー管弦楽団

 録音:1960年9月、ロンドン

Disc2
● ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ロ短調Op.104
● チャイコフスキー:ロココの主題による変奏曲Op.33

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

 録音:1968年9月、ベルリン

Disc3
● グラズノフ:吟遊詩人の歌Op.71
● ショスタコーヴィチ:チェロ協奏曲第2番Op.126

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 小澤征爾(指揮)ボストン交響楽団

 録音:1975年8月、ボストン

Disc4
● ボッケリーニ:チェロ協奏曲第2番ニ長調G.479
● ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ハ長調 RV 398
● タルティーニ:チェロ協奏曲イ長調
● ヴィヴァルディ:チェロ協奏曲ト長調 RV 413

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 パウル・ザッハー(指揮)チューリヒ・コレギウム・ムジクム

 録音:1977年9月、チューリヒ
Disc5
● シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調 D.956

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 メロス四重奏団

 録音:1977年9月、チューリヒ

Disc6
● ショパン:チェロ・ソナタ ト短調 Op.65
● ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調 Op.3
● シューマン:アダージョとアレグロ 変イ長調 Op.70

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)

 録音:1980年3月、ミュンヘン

Disc7
● ブラームス:チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
● ブラームス:チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)

 録音:1982年7月、ワシントン

Disc8-9
● ベートーヴェン:弦楽三重奏曲変ホ長調Op.3
● ベートーヴェン:セレナード ニ長調 Op.8
● ベートーヴェン:弦楽三重奏曲第1番ト長調Op.9-1
● ベートーヴェン:弦楽三重奏曲第2番ニ長調Op.9-2
● ベートーヴェン:弦楽三重奏曲第3番ハ短調Op.9-3

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)ブルーノ・ジュランナ(ヴィオラ)

 録音:1988年1月、パリ

Disc10
● シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調 D.956

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 エマーソン弦楽四重奏団

 録音:1990年12月、ドイツ、シュパイヤー

Disc11
● メシアン:コンセール・ア・キャトル

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 イヴォンヌ・ロリオ(ピアノ) カトリーヌ・カンタン(フルート) ハインツ・ホリガー(オーボエ)
 パリ・バスティーユ管弦楽団 チョン・ミョンフン(指揮)

 録音:1994年9月、パリ
● バーンスタイン:『ミサ曲』から 3つの瞑想曲

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 レナード・バーンスタイン(指揮)イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団

 録音:1981年5月、テル・アヴィヴ

Disc12-13
● ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第1番ヘ長調Op.5-1
● ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番ハ長調Op.102-1
● ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第5番ニ長調Op.102-2
● ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第2番ト短調Op.5-2
● ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番イ長調Op.69

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

 録音:1961-1963年、ウィーン、ロンドン

Disc14
● ブリテン:チェロ・ソナタ ハ長調Op.65
● シューマン:5つの民謡風の小品集Op.102
● ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調L.135

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 ベンジャミン・ブリテン(ピアノ)

 録音:1961年7月、ロンドン

Disc15
● ブリテン:チェロ交響曲 Op.68
● ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 ベンジャミン・ブリテン(指揮)イギリス室内管弦楽団

 録音:1964年7月、ロンドン

Disc16
● ブリテン:無伴奏チェロ組曲第1番Op.72
● ブリテン:無伴奏チェロ組曲第2番Op.80

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)

 録音:1968年7月、イギリス、スネイプ

Disc17
● シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調D.821
● ブリッジ: チェロ・ソナタ

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 ベンジャミン・ブリテン(ピアノ)

 録音:1968年7月、イギリス、スネイプ

Disc18
● ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調Op.19
● ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調Op.3
● ラフマニノフ:ヴォカリーズOp.34-14
● ラフマニノフ:即興曲 変ト長調 D.899-3
● シューマン:トロイメライ

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 アレクサンドル・デデューヒン(ピアノ)

 録音:1956年12月

Disc19
● ハイドン:ピアノ三重奏曲第19番ト短調 Hob.XV:19
● ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲変ホ長調 WoO.38
● シューマン:ピアノ三重奏曲第1番ニ短調 Op.63

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 エミール・ギレリス(ピアノ)レオニード・コーガン(ヴァイオリン)

 録音:1950年、1958年8月、モスクワ

Disc20
● ハイドン:ピアノ三重奏曲第16番ニ長調 Hob.XV:16
● ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調 Op.97『大公』

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 エミール・ギレリス(ピアノ)レオニード・コーガン(ヴァイオリン)

 録音:1951年、1956年8月、モスクワ

Disc21
● フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 Op.15

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 エミール・ギレリス(ピアノ)レオニード・コーガン(ヴァイオリン) ルドルフ・バルシャイ(ヴィオラ)

 録音:1958年、モスクワ

Disc22
● シューベルト:弦楽五重奏曲ハ長調D.956

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 タネーエフ四重奏団

 録音:1963年、レニングラード

Disc23
● サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番イ長調Op.33

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 グレゴリー・ストリャロフ(指揮)モスクワ放送交響楽団

 録音:1953年、モスクワ

● シューマン:チェロ協奏曲イ短調Op.129

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 サムイル・サモスード(指揮)モスクワ・フィルハーモニー交響楽団

 録音:1957年、モスクワ

● グラズノフ:吟遊詩人の歌Op.71

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 キリル・コンドラシン(指揮) モスクワ・ユース交響楽団

 録音:1954年

Disc24
● ショパン:ショパン:序奏と華麗なるポロネーズ ハ長調Op.3
● グラナドス:歌劇『ゴイエスカス』より間奏曲
● ボロディン:だったん人の踊り
● プロコフィエフ:バレエ『シンデレラ』より アダージョ
● ポッパー:妖精の踊りOp.39

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 アレクサンドル・デデューヒン(ピアノ)

● R.シュトラウス:さびしい泉のほとりOp.9-2
● シューマン:5つの民謡風の小品集より「急がずに」Op.102-4
● シューマン:5つの民謡風の小品集より「ユーモアをもって」Op.102-1
● シューマン:5つの民謡風の小品集より「速くなく、充分に音を出して」Op.102-3
● ヘンデル:『デッティンゲン・テ・デウム』より「主よ、守り給え」
● パガニーニ:無窮動Op.11

 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(チェロ)
 ヴラディミール・ヤンポリスキー(ピアノ)

 録音:1954年

Disc25
● シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
● ショパン:ピアノ協奏曲第2番ヘ短調Op.21

 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)ワシントン・ナショナル交響楽団
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)

 録音:1978年1月、J.F.ケネディー・センター

Disc26
● チャイコフスキー:『白鳥の湖』『眠りの森の美女』(ハイライト)

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)

 録音:1978年6月、ベルリン

Disc27
● チャイコフスキー:『くるみ割り人形』組曲Op.71a
● チャイコフスキー:アンダンテ・カンタービレOp.11
● チャイコフスキー:イタリア奇想曲Op.45

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)

 録音:1978年6月、ベルリン

Disc28
● ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調Op.47

 ワシントン・ナショナル交響楽団
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)

 録音:1982年7月、J.F.ケネディー・センター

Disc29
● プロコフィエフ:交響組曲『ロメオとジュリエット』Op.64a/b

 ワシントン・ナショナル交響楽団
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)

 録音:1982年7月、J.F.ケネディー・センター

Disc30
● ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番ニ短調Op.30
● プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調Op.26

 ミハイル・プレトニョフ(ピアノ)ロシア・ナショナル管弦楽団
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)

 録音:2002年9月、モスクワ音楽院

Disc31-32
● プッチーニ:歌劇『トスカ』(全曲)

 ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)、フランコ・ボニゾッリ(テノール)、マッテオ・マヌグエッラ(バリトン)、他
 フランス国立管弦楽団&合唱団
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)

 録音:1976年1月、パリ

Disc33-35
● チャイコフスキー:歌劇『スペードの女王』Op.68(全曲)

 ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)、レジーナ・レズニック(メゾ・ソプラノ)、ピョートル・グーガロフ(テノール)、ベルント・ヴァイクル(バリトン)、他
 チャイコフスキー合唱団、フランス国営放送聖歌隊、フランス国立管弦楽団
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(指揮)

 録音:1977年1月、パリ

Disc36
● ラフマノノフ:夜は悲しいOp.26-12
● ラフマノノフ:うたわないでOp.4-4
● ラフマノノフ:音楽Op.34-8
● ラフマノノフ:春の水 Op.14-11
● ラフマノノフ:ヴォカリーズ Op.34-14
● グリンカ:うたがい
● グリンカ:私は忘れない
● グリンカ:何と甘いことか
● グリンカ:彼女に寄せて
● グリンカ:きみを知るやいなや
● グリンカ:ヴェニスの夜
● グリンカ:ひばり(歌曲集『ペテルブルクとの別れ』より第10曲)
● グリンカ:舟歌(歌曲集『ペテルブルクとの別れ』より第8曲)

 ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(ピアノ)

 録音:1975年12月、ベルリン

Disc37
● ムソルグスキー:死の歌と踊り
● チャイコフスキー:ただ憧れを知る者だけがOp.6-6
● チャイコフスキー:おお、友よ語るなOp.6-2
● チャイコフスキー:信じるな、我が友よOp.6-1
● プロコフィエフ:アンナ・アフマートヴァの5つの詩

 ガリーナ・ヴィシネフスカヤ(ソプラノ)
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(ピアノ)

 録音:1961年

ユーザーレビュー

総合評価

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ロストロポーヴィチは読売日本交響楽団でも...

投稿日:2019/03/24 (日)

ロストロポーヴィチは読売日本交響楽団でも客演していたので生でも聴いたことがある。このBOXはDGやPhilipsなどの音源をまとめたもの。チェリスト、指揮者、そして最後の2枚は声楽のピアノ伴奏(これが意外に良い)としての録音となっている。力強く、抒情にあふれ、表情豊かな演奏が多い。特にお国ものであるロシアの作品は、いずれも線の太い重厚な表現力が前面に出ている。どちらも黄金時代の旧ソ連を代表する演奏家であるリヒテルと組んだベートーヴェンのチェロソナタも見事である。掘り出し物は4枚を占めている盟友の一人のブリテンとのコンビもしくはブリテンの作品の演奏で、とりわけ無伴奏チェロ組曲はそれほど録音が多いとは言えない作品でもあり印象に残った。チャイコフスキーのバレー曲はベルリンフィルを指揮しており、カラヤンのスマートな演奏とはある意味で対象的な演奏。歌劇『スペードの女王』は劇的でとてもいい。最後の2枚のヴィシネフスカヤのソプラノも線が太くて表現力がある。音質はいずれも良好。オリジナルジェケット仕様。

saitaman さん | 埼玉県 | 不明

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ディスク18の即興曲は、シューベルト作曲の...

投稿日:2016/11/21 (月)

ディスク18の即興曲は、シューベルト作曲の間違いでは? という以前に、「グローリーオブ」とDECCAのBOXの購入者にとって、 こんな消費者をバカにしたBOXはないと断言できる。

下手くそなcello弾き さん | 石川県 | 不明

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