コンダクターズ・イン・リハーサル〜マリス・ヤンソンス編
演奏家にとってはコンサート本番がすべてですが、その本番を作り上げるリハーサルこそ、指揮者の解釈やオーケストラを導く力量を明らかにします。この4枚組のセットでは、マリス・ヤンソンスとバイエルン放送交響楽団の膨大なリハーサル録音から、ヤンソンスに縁の深いスラヴ系音楽のリハーサルをとり上げており、その音楽作りを目撃しているような気分を味わえるでしょう。ヤンソンスがバイエルン放送響の首席指揮者に任命されながらも正式な着任前だった2001年の『ペトルーシュカ』と、2004年の『悲愴』、更に2016年の『レニングラード』及び翌2017年の『交響的舞曲』へと辿ることで、指揮者とオーケストラとの関係が熟成されてゆくのも感じ取ることができます。
リハーサルはドイツ語。また各CD冒頭にバイエルン放送の解説者を務めたフリードリヒ・シュロッフェルによるイントロダクション(ドイツ語)が収録されています。
*すべてリハーサルの音声のみ。コンサート本番の演奏は含みません。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1『ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ - リハーサル風景』(75:16)
2001年10月11,12日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
Disc2『チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』 - リハーサル風景』(53:43)
2004年6月23-25日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
Disc3『ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ長調 Op.60『レニングラード』 - リハーサル風景』(53:35)
2016年2月9-12日 ミュンヘン、フィルハーモニー・イン・ガスタイク
Disc4『ラフマニノフ:交響的舞曲 Op.45 - リハーサル風景』(54:00)
2017年1月24-27日 ミュンヘン、ヘルクレスザール
バイエルン放送交響楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
言語:ドイツ語