CD 輸入盤

カール・ベーム/SWR録音集 1951〜1979年(6CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SWR19123CD
組み枚数
:
6
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


王道レパートリーの初出音源多数!
SWRのマスターテープから知られざるベームの演奏が鮮やかによみがえる


没後30年余りを経た今も日本でファンの多いカール・ベーム。ベルリン・フィルやウィーン・フィル、ロンドン響との演奏が多数発売されていますが、シュトゥットガルトのSWRにも少なからぬ量の演奏が遺されており、この度オリジナル・テープからまとめて復刻されます。嬉しいことにレパートリーはモーツァルトやベートーヴェン、ブラームス、ブルックナー、ドヴォルザークとベームが得意としたものが多数。
 ディスク1はSWRレーベルで出ていた93014と同一音源(新規リマスターではないとのこと)ですが、他はオリジナル・テープからの初CD化となります。
 録音は1951年からベーム晩年の1979年まで広範囲にわたっていますが、演奏はいずれもベームらしく力強いサウンドと堅固な造形による弛緩の無いもの。シュトゥットガルト近郊で生まれた詩人シラーの生誕200周年を祝う『第九』のような特別な演奏会の記録は特に貴重です。
 尚、ブルックナーの第7番は放送局のマスターで冒頭2小節が欠落しているとのこと。いきなり第1主題から始まりますが、演奏自体はベームらしい立派なものとなっています。(輸入元情報)

【収録情報】
Disc1
1. モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550

 録音時期:1974年9月18日
 録音場所:Liederhalle Stuttgart
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

2. ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58
 録音時期:1951年4月15日
 録音場所:SDR Villa Berg, Stuttgart
 録音方式:モノラル(ライヴ)

 ブランカ・ムスリン(ピアノ:2)
 シュトゥットガルト放送交響楽団
 カール・ベーム
(指揮)

 旧品番:93014(1は『偉大な指揮者たち』(SWR19432CD)にも収録)
Disc2
ベートーヴェン:
● 交響曲第2番ニ長調 Op.36
● 交響曲第7番イ長調 Op.92

 シュトゥットガルト放送交響楽団
 カール・ベーム
(指揮)

 録音時期:1979年2月14日
 録音場所:Liederhalle Stuttgart
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
Disc3
● ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 Op.125『合唱』


 ルート=マルグレート・ピュッツ(ソプラノ)
 シビッラ・プラーテ(アルト)
 ヴァルター・ガイスラー(テノール)
 カール=クリスティアン・コーン(バス)
 シュトゥットガルト放送合唱団
 シュトゥットガルトフィルハーモニー合唱団
 シュトゥットガルト放送交響楽団
 カール・ベーム
(指揮)

 録音時期:1959年11月12日
 録音場所:Liederhalle Stuttgart
 録音方式:モノラル(ライヴ)
 ※シラー生誕200周年記念演奏会
Disc4
1. ブラームス:交響曲第1番ハ短調 Op.68

 録音時期:1951年4月15日
 録音場所:Villa Berg, Stuttgart
 録音方式:モノラル

2. シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 Op.54
 録音時期:1954年12月10日
 録音場所:Waldheim in Stuttgart-Degerloch
 録音方式:モノラル(ライヴ)

 ブランカ・ムスリン(ピアノ:2)
 シュトゥットガルト放送交響楽団
 カール・ベーム
(指揮)
Disc5
1. ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 Op.95『新世界より』

 録音時期:1954年12月10日
 録音場所:Waldheim in Stuttgart-Degerloch
 録音方式:モノラル(ライヴ)

2. ヒンデミット:カール・マリア・フォン・ウェーバーの主題による交響的変容
 録音時期:1951年4月15日
 録音場所:Villa Berg, Stuttgart
 録音方式:モノラル

 シュトゥットガルト放送交響楽団
 カール・ベーム
(指揮)
Disc6
● ブルックナー:交響曲第7番ホ長調


 シュトゥットガルト放送交響楽団
 カール・ベーム
(指揮)

 録音時期:1974年9月18日
 録音場所:Liederhalle Stuttgart
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 ※第1楽章の冒頭にオリジナル・テープに由来する2小節の欠落があります。(輸入元情報)

ユーザーレビュー

総合評価

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久しぶりにベームを聴き、やはりスゴイ指揮...

投稿日:2023/06/16 (金)

久しぶりにベームを聴き、やはりスゴイ指揮者なのだなぁ、と感慨ひとしおでした。この年代としては良好な音質ですが第9だけは時折籠ったような響きに「あれっ」という部分があります。テープに何か問題があるのかもしれません。ベームの第9は現在では多くの録音が発売されていますが、ベームファンならその中でも上位に位置することは聴けばすぐにお分かりになるハズ。それだけに音質が勿体ない。

jin さん | 長野県 | 不明

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これは大変良いセットだと思います。ベーム...

投稿日:2023/05/18 (木)

これは大変良いセットだと思います。ベームがまだ巨匠と言われるようになる前の、いわゆるバリバリに元気いっぱいの頃の演奏が、聞きやすい音で体験できます。すべて力のこもった立派な演奏ですが、個人的には「新世界」とヒンデミット、そして第九がエネルギーの塊のような高密度で特に聴きごたえがありました。 こうして、過去の様々な録音が日の目を見るのは大変喜ばしいのですが、ついでに、有名曲だけでなく、前プロや中プロで演奏したはずの近現代ものも併せて出していただきたいのです。ベームは同時代の作曲家の作品の紹介も積極的でヒンデミット以外にも、プフィッツナーやアイネム、マルタンなどもしばしば取り上げているはずで、古典に生きた最晩年のベームとは違った一面を知ることができると思います。有名曲以外は売れないなどと最新版の発売と同じ感覚で選曲せず、どうせこの辺の商品はコアなファン向けと考え発売していただけるようお願いします。古いファンやオタクは、珍しいものにこそ飛びつきます。私もその一人として訴えたいと思います。

1stホルン さん | 神奈川県 | 不明

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