アンドリス・ネルソンス&バーミンガム市交響楽団 名演集
2020年、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートに登場予定の現代を代表する指揮者アンドリス・ネルソンス。若きネルソンスが「Orfeo」レーベルに残したバーミンガム市交響楽団との名演奏が9枚組ボックスで登場!
アンドリス・ネルソンスはトランペット奏者として経歴を開始し、ラトビア国立歌劇場の首席指揮者を経て、2006年から2009年には北西ドイツ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任。2008年よりバーミンガム市交響楽団、2014年よりボストン交響楽団の音楽監督を務めると同時に、2017/18シーズンよりライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のカペルマイスター(楽長)にも就任。現在、その活動が最も注目を集める存在です。
バーミンガム時代のネルソンスの演奏は、弦楽器の美しい響きを重視し作品の個性を際立たせるだけでなく、新たなレパートリーの開拓にも積極的に取り組み、前任者であるサイモン・ラトルとサカリ・オラモが築き上げたオーケストラの名声を更に高めました。「Orfeo」はバイエルン放送交響楽団に客演したネルソンスの才能に早い時期から注目し、彼がバーミンガム市交響楽団の音楽監督に就任した時から野心的なプロジェクトを企画、一連の作品を録音しました。チャイコフスキーの後期交響曲集を始め、得意とするリヒャルト・シュトラウスの交響詩集、ストラヴィンスキーの『火の鳥』、そしてショスタコーヴィチの『レニングラード』など、若いエネルギーに満ち、颯爽とした演奏のネルソンスを存分に味わっていただけます。(輸入元情報)
【収録情報】
Disc1
チャイコフスキー:
● 幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』 Op.32
● 交響曲第4番ヘ短調 Op.36
録音時期:2011年6月1,4日
Disc2
チャイコフスキー:
● 交響曲第5番ホ短調 Op.64
● 幻想的序曲『ハムレット』 Op.67
録音時期:2008年10月16,17日
Disc3
チャイコフスキー:
1. 幻想序曲『ロメオとジュリエット』(1880年第3稿)
2. 交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
録音時期:2009年6月17,18日(1)、2010年6月2,3日(2)
Disc4
チャイコフスキー:
● スラヴ行進曲 Op.31
● マンフレッド交響曲 Op.58
録音時期:2013年9月24-27日/ライヴ
Disc5
リヒャルト・シュトラウス:
1. 『ばらの騎士』組曲 Op.59, Trv227
2. 交響詩『英雄の生涯』 Op.40, Trv190
録音時期:2009年5月28日(1)、6月22,24,27日(2)
Disc6
リヒャルト・シュトラウス:
1. 交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』 Op.30, Trv176
2. 交響詩『ドン・ファン』 Op.20, Trv156
3. 交響詩『ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯』 Op.28, Trv171
録音時期:2012年1月10,12,14日(1)、2011年9月27-29日(10)、2013年1月22-24日(3)
Disc7
リヒャルト・シュトラウス:
1. アルプス交響曲 Op.64
2. 『サロメ』 Op.54, Trv215〜7つのヴェールの踊り
録音時期:2010年1月28日&2月3日(1)、2010年11月10,11日(2)/ライヴ
Disc8
ストラヴィンスキー:
1. バレエ音楽『火の鳥』全曲
2. 詩篇交響曲
バーミンガム市交響合唱団/合唱指揮:サイモン・ハルジー(2)
録音時期:2009年7月21,22日(2)、26,27日(1)
Disc9
● ショスタコーヴィチ:交響曲第7番ハ長調 Op.60『レニングラード』
録音時期:2011年11月10,12日
バーミンガム市交響楽団
アンドリス・ネルソンス(指揮)
録音場所:バーミンガム、シンフォニー・ホール
録音方式:ステレオ(デジタル)