声に出して読むことの楽しさを教えてくれる一冊です。 きっと読者ひとりひとり、違った音色で朗読する音が響いているんだろうな。 HMVさんで扱うにふさわしい物語だと思います。BECKやのだめカンタービレのような音楽をテーマにした漫画とは違いますが、「音」の響き具合は負けずとも劣りません。 お話の展開がちょっとゆっくりかとも思うのですが、ここは作者さんのリズムに身を任せてみてください。 　

著者は私と同い年であるが、大成功を収められてます。オメデトウゴザイマス！！ところで、四巻あたりからそろそろブッダとイエスの狂信者同士が同居して妄想を語りあってるとしか思えなくなってきたので、気をつけてくださいね。応援してます！

同タイトルのゲームを漫画化した後半巻です。ストーリーは通常EDに一番近い感じがします。

・何か、ほっとするような自然さと、でも甘くなりきってしまわない意志が感じられて、はっとしつつ読んだ。 ・人の暮らしの、最も根源的なものー風や水や川や石ころーそこから触発され、生まれてくる言葉の新しさを詩にすることの難しさ。みずみずしい言葉の広がりがページごとにあふれている。 ・言葉が若々しく未来を模索するエネルギーに充ちている。荒削りな表現が、かえって作品にダイナミズムを与えている。どこをどう変えようもない、西田純の独特の世界を力強くうたっている。 ・少年詩のジャンルを越えて、ひろがり深まり高まる詩境に心惹かれる。人間的な愛と夢の情景に心に深く残る。優しさも、また魅力的である。 （多くの方から感想を教えていただいたので、紹介します。）

ウゥンズロウは「犬の力」で突然ばけた訳ではない事がこの作品でよくわかる。物語の本筋の合間に挿入されるジャックとニッキーの人生の軌跡が、それぞれ、別々な作品にできるほどの充実した物語であり、それらが終盤に向い収斂していく筆力には脱帽させられる。ハリー・ボッシュを井上ひさしが書いたらこんな感じになるのかな？という気がした。 （ﾎﾞﾋﾞｰＺからｶﾘﾌｫﾙﾆｱの・・・の角川からの3作は、どう考えても装丁で損をしていると思うのだが。。。。犬の力もこの流れの装丁だったら手に取らなかったかも・・・）

書き込みがすごく絵もかなり好きだったり、ほのぼのとシリアスのバランスが良かったり、先がなかなか読めず飽きさせないため次が気になったり、主人公とヒロイン・心と能井の関係にニヤっとしたり切なくなったりとすごくバランスがよく全部詰め込んでもごちゃごちゃしない感じがよく出来てて大好きな漫画です。 しかし、人によって好みがかなり分かれる漫画みたいですし、１冊の値段も高いのでまとめ買いはせずまずは１巻だけ買ってみることをお勧めします。

名作です。恋ってこんなに訳の分からん、複雑な物なんですね・・・僕は青いです。（笑）

あんたは決断力がないのよと彼女に渡された一冊。 お堅いビジ本だと思ってみてましたが読むとそうでもなく １時間位で読みきりました。 ビジネス世界の事はあまり分からんけど、ソフトバンクの孫さんが 出てきたり自分の息子の話が出てきたり、結婚するときの決断まで でてきて俺に足りないとこがわかりました。 彼女の言うとおりまったく決断という決断をしてこなかったのが これまでの敗因だと気づいたので お礼がてらレビューです。

３巻まではとても丁寧にじっくりと書かれていたのでとても良い作品だと思っていたのですが、４巻になって一気に話が展開し、それも漫画版オリジナルの設定になってしまったことが非常に残念です。最後まで頑張っていただきたかったです。