カリフォルニアの炎 角川文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784042823032
ISBN 10 : 4042823033
フォーマット
出版社
発行年月
2001年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,564p

内容詳細

カリフォルニア火災生命の火災査定人ジャック・ウェイドは炎の言葉を知っている。寸暇を惜しんでは波の上にいる筋金入りのサーファーが、ひとたび焼け跡を歩けば失火元と原因をピタリと当てる。彼は今、太平洋を見下ろす豪邸の火災現場で確信している。これは単なる保険金詐欺ではない。殺人だ、と。ジャックは愛するカリフォルニアの太陽の下に蔓延る犯罪と悪徳の世界へ挑戦状を叩きつける。炎の言葉に導かれて―。鬼才ウィンズロウ入魂の最新作。

【著者紹介】
ドン・ウィンズロウ : ニューヨークをはじめとする全米各地や、ロンドン、アムステルダムで探偵として働いた経歴の持ち主。ニューヨークで生まれ、現在はコネチカットとカリフォルニアに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ウゥンズロウは「犬の力」で突然ばけた訳で...

投稿日:2010/05/28 (金)

ウゥンズロウは「犬の力」で突然ばけた訳ではない事がこの作品でよくわかる。物語の本筋の合間に挿入されるジャックとニッキーの人生の軌跡が、それぞれ、別々な作品にできるほどの充実した物語であり、それらが終盤に向い収斂していく筆力には脱帽させられる。ハリー・ボッシュを井上ひさしが書いたらこんな感じになるのかな?という気がした。 (ボビーZからカリフォルニアの・・・の角川からの3作は、どう考えても装丁で損をしていると思うのだが。。。。犬の力もこの流れの装丁だったら手に取らなかったかも・・・)

nasso さん | 岩手県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • goro@80.7 さん

    カリフォルニア火災保険の火事査定員ジャックは半焼し死者までだした邸宅の火災が放火ではないかと疑問を持つ。が保安局は失火と判断し、会社も保険金を支払えとジャックに圧力が掛かる。放火と殺人が絡んだ事件の裏には大きな陰謀が…。罠に掛かったジャック!誰がカリフォルニアを焼き尽くすのか!裁判のための疑似裁判までするなんてアメリカの保険会社は凄いな。さすが訴訟大国。

  • harass さん

    「ザ・カルテル」の著者の作品を読みたくなり未読のもので古本屋の棚にあったこれを手に取る。カリフォルニアのサーファーで火災保険調査員の主人公は、裕福な名士の家の焼け跡を調べることに…… 約550ページの厚い本で初めは焦れったく中断したが後半以降一気に読み終えた。この疾走感に感心。解説によると、作品中で紹介する火炎のメカニズムに構成が合わせてあるという。これだけの情報を面白く読ませるという筆力に舌を巻く。個人的に以前熱中していたキング作品を思い出した。これぞエンタメだ。ラストであるがこれが落とし所だろう。

  • Panzer Leader さん

    「第120回海外作品読書会」エンタメ娯楽作品だった「ボビーZ」から確実に「犬の力」寄りの作風にシフトしていく過度期に当たる本作。だからといって重くて読みにくいなんて事は全然なく、陰謀渦巻く保険業界を興味深く描いていてサラサラと読めてしまう。またちょっと軽い兄ちゃんやおつむの足りないバイカーを描写でなく、会話でそれと判らせるような東江翻訳は流石だなあ。

  • ほちょこ さん

    ドン・ウィンズロウ/東江一起 週間の第2冊目。保険会社の現場調査員、なるほどうまい役割を主人公にしたなと、まずそこで頷く。キナ臭い現場、明らかな犯人、でも証拠をつかむまでの経過と物語の展開が息を飲むスピードで、面白かった。

  • Tetchy さん

    保険金詐欺の巧妙な手口や火災現場を調査する件は実に精緻でリアルに満ちている。科学的根拠に基づいたその調査は素人の好奇心を掴んでやまないほど面白い。また保険会社内の部署間の軋轢や保険金詐欺が増加の傾向にある米社会の実情など、業界の内幕を知るだけでも面白いのに、主人公ジャックをはじめ、登場人物全てが魅力的。特に今回は主要キャラの過去を丹念に掘り下げて、一人一人の造形に深みが増している。こんなに面白い作品なのに、表紙で大いに損をしているなぁ。登録者28人だって!?もっと読まれてもおかしくない作品だよ、これは!

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