リマスタ仕様で再発された初期作全て聴いてみましたが、コレが一番良かったです。聴いてる間、洗練されたメロディーや美しいドナルドのギターソロが自分の感情を刺激しまくりでした。ﾍﾋﾞﾒﾀというよりメロディアスなHRですな。これ以降の作品が再発れないのは非常に残念。

ﾒﾀﾙの暗黒性や狂暴性またｵｶﾙﾄｦ植え付けたﾊﾞﾝﾄﾞ。ｼﾞｬｹからも伺い知れるだが日本には彼等を受け入れる土壌が無かった！

当時は暴虐のなんたらと日本語ﾀｲﾄﾙだった、今のﾒﾀﾙと比べると？だが当時はｻﾊﾞｽの向こうを張ってた。しかしｱﾒﾘｶのﾊﾞﾝﾄﾞの常で暗黒に成り切れない。

ｵﾌｨｼｬﾙﾌﾞｰﾄなのでしょうか音が悪い。でもそこが逆に臨場感あったり。2枚組となってますが実際にはﾊﾟｰﾄ1・2と切り売りされてます。ﾊﾟｰﾄ2の方が選曲良くて音もﾏｼなんで個人的には好きだなあ。

私はＢＯＣ以上のハード・ヘヴィ・ロックバンドを知りません。ツェッペリン、パープル、サバスなどどうでもよかった。

全体を包む適度なﾀﾞｰｸさがBOCらしくていいなあ。ﾊﾞｯｸ･ﾀﾞｰﾏのｷﾞﾀｰはやっぱｶｯｺｲｲんだけど、妙にﾉﾘのあるﾍﾞｰｽﾗｲﾝが気持ち良かったり。ﾀﾞﾆｰ･ﾐﾗﾝﾀﾞ、今ｸｲｰﾝのﾂｱｰでﾍﾞｰｽ弾いてんだって？

ﾚｺｰﾃﾞｨﾝｸﾞ技術のせいか、既発のﾗｲﾌﾞｱﾙﾊﾞﾑよりもﾊﾟﾜｰ溢れてる感じ。ﾘｽﾞﾑ隊が変わったせい？その分ﾊﾞｯｸ･ﾀﾞｰﾏのｷﾞﾀｰも粗が目立っちゃってるが、この人の場合はそれも味。生で観てえな〜。

青牡蠣異端のﾗｲﾌﾞ。今は何してんのかね、もっとｻﾊﾞｽの様な本当の黒魔術的ｻｳﾝﾄﾞださないため中途半端な印象だな。ゆえにｶﾙﾄなんだな！いくらﾂｲﾝﾘｰﾄﾞで迫ろうとも？だ

日本ではヘヴィメタルの領域でしか語られる事はないが、実際の彼らはNYパンクシーンに多大な影響をあたえた。パティ・スミスは彼らからかなり影響を受けたし（彼女はアランの元恋人）、TELEVISIONなどもどう聴いてもBOCから影響を受けている。言ってしまえば彼らがいなければパンクシーンはもっと違ったものになっていたかもしれない。

彼らの代表作としてはｼﾝｸﾞﾙ・ﾋｯﾄ”Don’t fear the ripper”収録の次作”Agent of fortune”が上げられることが多いが初期Blue Oyster Cultの持つ内なる禍々しさと蒼い炎のような兇気を総決算したアルバムはこれです。Blue Oyster Cultが気になった方は先ず、ここから入ることをお勧めします。後半の曲の構成など鳥肌モンですよ！但し、H/M,H/Rと言う矮小な括りの中で彼等を評価しないようお願いします。