何よりも目立つのが主役のバットマンのクリスチャン・ベールではなく適役のジョーカーのヒース・レジャーというのがこの映画の本質を現しています。これは今までのアメコミハリウッドヒーローものとは一線を画す仕上がりになっており悪とは何なのか、正義とはなんなのかを深く考えさせられるストーリーになっています。

前作の雰囲気そのままに敵キャラクターも増えてより一層盛り上がりを見せる作品となっています。ペンギンの動きも演技も奇妙でティム・バートン作品にバッチリな相性です。アクションも前回よりさらに派手になっていてこの作品から見始めたとしても十分理解できる内容になっています。

前作、前々作から監督も主演も一新されたとりあえずのバットマンシリーズ最終作ですが、前作までの独特な雰囲気はなくなりよりヒーローっぽいというかハリウッドっぽいアクション作品になりました。敵キャラも豪華俳優陣勢ぞろいでラストにふさわしいお祭り騒ぎ的なノリもありこれはこれでシンプルに楽しめる作品となっています。

バットマンの原点でありこれが個人的に一番面白かった。映画のパンフレットのジョーカーが怖くて見せられたら泣いてしまった記憶があるのですが、今見るととても良いキャラでジャック・ニコルソンの演技によってその異質さがより際立っています。バットマンはカッコいいし世界観などもばっちりでお勧めできる作品です。

実はこれ、主演はジャックニコルソンでは？というくらいニコルソン演じるジョーカーの出番が多いです。 ニコルソンははまり役ですが、ただしアクションの動きは鈍いです（笑）

クリスチャンベールのバットマンはカッコいい！バットマンシリーズは好きですが、ダークナイトが1番ですね。

ジョーカーを演ずるホアキン・フェニックスの天才ぶりが思う存分発揮された作品。母親思いの好青年が悪の化身に変貌する様を丁寧に描いた感動作品ともいえる。強くお薦めしたい！

どこか共感できる部分があるので、この映画が好きで何回か観ています。このストーリーを見るとジョーカーを嫌いになれません。途中で重たい部分や過激なシーンもありますが、色んな人に見て欲しい映画だと思います。

頭から爪先まで隙なく抜群に面白い！ 初代ビギンズも中々の力作だったが、二作目、三作目と尻上がりに面白くなるシリーズは本当に珍しい。 本来なら間違いなく何作かは引っ張れる超非道悪玉ジョーカーのヒース・レジャーを亡くしてシリーズの失速が危ぶまれたが、杞憂だった様だ。

トリロジーの中でも、真ん中に位置する重要な作品。 バットマンビギンズの流れを引き継ぎ、そのダークな世界観が最大限に活かされています。生涯の宿敵との出会いは言わずもがな、何度観ても飽きさせません。