CD 輸入盤

フランス18世紀、啓蒙主義時代のヴァイオリン音楽 ダヴィド・プランティエ、レ・プレジール・ド・パルナス

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
RIC461
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


妥協なき18世紀フランス音楽解釈。
才人プランティエらが綴るガット弦芸術の魅力


古楽研究の世界的中心地のひとつバーゼル・スコラ・カントルムでキアラ・バンキーニ門下に学んだ後、バンキーニ率いるアンサンブル415や「ALPHA」に名盤の多いカフェ・ツィマーマンで中心メンバーとして活躍してきたバロック・ヴァイオリン奏者ダヴィド・プランティエ。
 今回のアルバムは2021年にリリースされ日本でもレコード芸術誌特選に輝くなど高く評価されたルクレールのソナタ集の続編とも言うべきもので、大バッハと同世代のフランスでいち早く協奏曲集を出版したオベールから、グルックやC.P.E.バッハと同い年でマリー=アントワネットの時代まで活躍したドーヴェルニュまで、フランス18世紀前半最大のヴァイオリン作曲家と言うべきルクレール「以外」の重要なフランス人作曲家たちのソナタを厳選。コレッリやヴィヴァルディら本場イタリアの大家たちの様式をよく咀嚼、フランス古来の舞曲様式も織り交ぜた典雅にしてダイナミックな作品の数々が、強い求心力のあるプランティエらの美音と精妙な解釈を通じ、各曲の魅力が際立つ深い彫琢の演奏解釈で味わえます。
 ルクレール作品同様、重音奏法や急速なパッセージが映える曲が多いのも特徴のひとつ。短調作品での哀調と熱情も強く打ち出され、通奏低音にコントラバスも導入していることによって充実した響きが堪能できるのはレ・プレジール・ド・パルナスの録音ならではと言えるでしょう。フランス18世紀音楽が軽妙洒脱なだけではない、探り甲斐のある奥深さに満ちていたことを伝える充実の1枚です。(輸入元情報)

【収録情報】
● ジャン=ピエール・ギニョン[1702-1774]:ソナタ ハ短調 Op.1-9(1737)

 1. Andante
 2. Allegro
 3. Allegro poco
 4. Allegro gratioso

● ジャン=ジョゼフ・カサネア・ド・モンドンヴィル[1711-1772]:ソナタ イ短調 Op.1-6(1733)
 1. Adagio
 2. Fuga
 3. Largo
 4. Tempo Gavotta *
 5. Allegro

● ジャック・オベール[1689-1753]:ソナタ ニ長調(1739)(ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集 第5巻〜第6曲)
 1. Allegro ma non troppo
 2. Largo **
 3. Gavotta I/II
 4. Ciaccona

● ジャン=バティスト・カンタン[1690-1742]:ソナタ ニ短調(1728)(ヴァイオリン独奏と通奏低音のためのソナタ集 第3巻〜第10曲)
 1. Largo
 2. Corrente
 3. Sarabanda
 4. Grasioso

● アントワーヌ・ドーヴェルニュ[1713-1797]:ソナタ ハ短調 Op.2-6(1739)
 1. Grave e stacato
 2. Allegro
 3. Aria andante
 4. Giga allegro

● シャルル=アントワーヌ・ブランシュ[1722-1779]:ソナタ ロ短調(1748)(ヴァイオリン独奏と低音部のためのソナタ集 第1巻〜第12曲)
 1. Largo
 2. Allegro
 3. Allegro

 * ジャン=バティスト・キュピ[1711-1788]:ヴァイオリン独奏に通奏低音を添えたソナタ集 第1巻〜第2曲より(1738)
 ** モンドンヴィル:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ Op.1-3より

 レ・プレジール・ド・パルナス(古楽器使用)
  ダヴィド・プランティエ(ヴァイオリン)
  アナベル・リュイ(チェロ)
  ヴィオレーヌ・コシャール(チェンバロ)
  リュドヴィク・クティノー(コントラバス)

 録音時期:2023年7月
 録音場所:フランス中西部シャラント県ヴァンデル、レ・モディヨン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Baroque Classicalに関連するトピックス

古楽 に関連する商品情報

おすすめの商品