Conciertos En Tokio Por Segunda Vez: 東京のアストル ピアソラ: ライヴ1984

1992年の死以後も世界中からリルペクトを受け、数多くの発掘作品やカヴァー作品もリリースされる”タンゴの革命児”こと巨匠アストル・ピアソラの『未発表重要作品ライヴ・レコーディング』。
4回目の来日公演の中で1982年日本公演は『アストル・ピアソラ・ライヴ・イン・トウキョウ1982』（MTCW-1012）といｓて当時発売され、最高の演奏としてベストセラーとなているが、これに続く1984年版『幻のオリジナル・テープ完全版』が出現。来日時にTV、FMで一部が放送されましｔが、多くのファンが待ち望む一時間51分にわたる壮大なコンサートの完全収録ヴァージョンでのリリースになります。当時のオリジナルPCM音源を新たに24ビット･ﾏｽﾀﾘﾝｸﾞしたその内容は『ピアソラ死後に発見された最高のコンテンツ』と言えるものです。
ピアソラ最後の5重奏団におけるヴィンテージ・イヤーの演奏に加えて、5曲にラウル・ラビエ、藤沢嵐子(voc.)を加えた全20曲はピアソラのどのアルバムにもない貴重な音源でマニアの待ち望むベスト・パフォーマンス。最高傑作『ライヴ・イン・ウィーン』（1983年、ドイツ・メシドール）にも肉薄する内容と世界中のファンがその存在に注目していたものです。NHKアーカイブでの存在もカタログ的に知られてはいましたが、放送音源の2倍近いオリジナル・テープから最高の温室のコンテンツの出現で世界に先駆けてファン待望の発売となりました。
曲目、ラインナップも『五重奏のためのコンチェルト』から『天使のミロンガ』、『アディオス・ノニーノ』、『ブエノスアイレスの四季』まで1980年代の代表的な曲を網羅し、音質も極めて高いものに。新たな”エヴァーグリーン”の誕生として永く聴かれるべき作品です。