アントニオ・カルロス・ジョビン ボサノヴァを創った男

Antonio Carlos Jobim (アントニオ・カルロス・ジョビン)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784791756674
ISBN 10 : 4791756673
フォーマット
出版社
発行年月
1998年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
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20

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CD5枚組セットが届き、久々に読み返しま...

投稿日:2011/06/24 (金)

CD5枚組セットが届き、久々に読み返しました。 本書の著者は、ジョビンの実妹エレーナ・ジョビンです。訳は、第一人者国安真奈なのでとても読みやすく、更に巻末には必読の山下洋輔の解説「等身大の栄光」、国安さんのあとがき「愛してやまない場所が、いつでも帰りを待っている」、年表、ディスコグラフィーがあって、多数の写真と共に充実した愛情溢れるジョビン本といえるでしょう。 ごく身近な人物が描くジョビンの生い立ち、音楽活動、世界観が丁寧に語られる本編の前後、悩みに悩んだ末、手術を行うためにニューヨークへ向かう決心を固めるまでのジョビンの心の動きがプロローグに、そして生々しく衝撃的な手術後のジョビンの死の様子がエピローグに配置されています。 読後当時は、あの素晴らしい音楽を創った天才音楽家のその早すぎる死に、落胆と畏れを深く感じ感傷的になったものです。(山下さんの解説が心を軽くしてくれて救いでした) 多くのムーブメントの創成期は、才能溢れる巨人達の群像が伝説化されるものです。ボサノヴァもその例にもれません。ボサノバに関する本では、他にルイ・カストロ著「ボサノヴァの歴史」があってはずせません。 本書は、人間ジョビンにフォーカスを当てた好著です。読めば、その音楽の味わいも更に深くなるはずです。

kasa さん | 北海道 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • こきよ さん

    偉大なるボサノヴァの父、Antônio Carlos Jobimの伝記。Stone Flower∞Wave&モりにどっぷり浸りたくなる。

  • さへ さん

    トムジョビンの伝記を書くのに、実の妹であり、作家のエレーナジョビン以上の適任がいるであろうか。幼い頃の親友の犬のエピソード、海外遠征でのさまざまな洞察より、トムの繊細さが良く伝わってきた。挿入されている写真も貴重だ。最初翻訳がどうなのかと思ったが、読んでいるうち引き込まれ、エレーナさんの詩的文章を上手く表現した上の名訳なのかと思った。ボサノバはジャズから派生したというような解説も良く目にしたが、この本を読むとルーツはブラジルであると見方に変わった。

  • 南部勇木 さん

    ブラジルの作曲家、世界的に有名なジョビンの伝記。著者のエレーナは妹。詩的で美しい文章の中に、ジョビンや関わった人達、人生と音楽が生き生きと描かれています。最後の日々など、自分は涙なしには読めませんでした。 ブラジル音楽の詞の訳も沢山手掛けている國安真奈さんの訳は、言葉の選び方、使い方が素晴らしく(大ファンです)、本作の魅力を余すところなく届けてくれていると思います。

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Antonio Carlos Jobim

20世紀、ブラジルが生んだ偉大なる作曲家、詩人であるAntonio Carlos Jobim(アントニオ・カルロス・ジョビン)(本名:アントニオ・カルロス・ブラジレイロ・ジ・アルメイダ・ジョビン)、人々は親しみを込め彼のことをTom Jobim(トム・ジョビン)と呼ぶ。

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