Bloom

イタリア、スケーマ・レコーズより、期待のイケメン・ジャズ・ヴォーカリスト、アンドレア・バルドゥッチが、満を持してのデビュー！元ファイヴ・コーナーズの面メン（ティモ・ラッシー、ユッカ・エスコラ、テッポ・マキネン）や、ハイ・ファイヴからのピエトロ・チャンカリーニ、ルカ・マンヌッツァら、錚々たるメンツによる、確かな演奏をバックに、小粋で甘く切なさのある、ハートに響く歌声を聴かせてくれます。

2004 年頃より、ヨーロッパのクラブを中心に、歌手活動を始め、ニューヨークでも数年間、クラブ歌手を務めた、叩き上げの経歴の持ち主。インディーながら、2 枚のスタンダード・ナンバーを収録したアルバムも、リリースしているとのこと。今回は、スケーマを主宰する、ルチアーノ・カントーネ自身のプロデュースによる、オリジナル曲とカヴァーで構成されたアルバム。アリシア・キースも歌った、R&B ナンバー「Hurt So Bad」からスタート、ブラピが出演した、ソフトバンクＣＭ曲「Spooky」も渋い仕上がり。この辺の選曲センスは、ルチアーノのセンスだと思われる。あの、マリオ・ビオンディのアルバムを想い出します。

フロア受けしそうな、クラブ･ジャズ的なナンバーを中心にしつつ、ビッグバンド的なスウィンギー･ホーンズをバックにした洒落た(モア)ジャジー･ナンバーも魅力的。キャッチーなビート感をふんだんに織り交ぜた、ハリー･コニック的スウィートネス･ヴォイス！？。聴きこむ程に、味の出てくるアルバム。(新譜インフォより)

Andrea Balducci – vocals
Jukka Eskola – trumpet
Timo Lassy – tenor saxophone
Gaetano Partipilo – alto saxophone
Silvia Catasta – flute
Luca Mannutza – piano and rhodes
Pietro Ciancaglini – acoustic and electric fender bass
Teppo Mäkynen – drums
Sandro De Bellis – percussion
Marco Olivi – electric bass only on “Spooky”
Joyce Elaine Yuille and Valentina Rizzi – backing vocals