<ピルグリムス・プログレス>バーンスタイン/グローフェ/スーザ/他　ヘイマン/ジャッド/ガンビル/他

NAXOSアメリカン・クラシック・シリーズ入門盤！

　秘曲ファンの圧倒的な支持を受けてますます好調なNAXOSアメリカン・クラシック・シリーズは、2003年12月時点で総発売点数が79に達しました。
　ナクソスUSAの旺盛な制作意欲は枯渇することなく、毎月コンスタントに新譜が登場しています。
　今回、この素晴らしいシリーズの一層の普及を図るべく、ハイライトのサンプラーが登場。アメリカン・クラシック音楽のエッセンスがいっぱいに詰まった気の利いたコンピレーション・アルバムでもあり、アメリカ音楽史を俯瞰できるアンソロジーでもある優れもののアイテムです。
　通常のナクソスよりもさらに安い特別価格となっておりますので、この機会に「隠れた音楽大国」アメリカ音楽の魅力を再発見してはいかがでしょうか。

　収録曲目は、バーンスタインの代表的なオーケストラ・ピース、「キャンディード序曲」、グローフェの映画音楽の集大成「ハリウッド組曲」（抜粋）、軽音楽の王様ルロイ・アンダーソンの「シンコペーティド・クロック」、コープランドの「ハリスコの踊り」といった有名作曲家の名作に始まり、19世紀生まれの女流作曲家ビーチの「ピアノ協奏曲」（抜粋）、最近ピアノ作品が再評価されているオルンスタインの「森の朝」、ネイティブ・アメリカン文化に傾倒したキャドマンの「峡谷の伝説」、このシリーズの代表とも言えるバーバーの「ヴァイオリン協奏曲」（抜粋）、吹奏楽作品全集を目指しているスーザの「忠誠」行進曲、よきアメリカ人らしい健康的な楽天性を前面に出したトークの「ラプチャー」（抜粋）、多方面で活躍中のソングライター、ローレムの「ファンダンゴ」、ブロードウェイや映画音楽の大家でもあるモロスの「ウィリー・ザ・ウィーパー」（抜粋）と続き、最後はガーシュウィンの「キューバ序曲」で締めくくります。

　世界中から人や物が集まり、常に文化の発信源であり続けるアメリカだけに、生み出されたクラシック音楽も多岐に渡り、多様性に富んだ驚異的な豊饒さを誇っています。シカゴ交響楽団やジュリアード音楽院が、それぞれのカテゴリーで世界最高と呼ばれている様に、アメリカの作曲家が創造した音楽の質の高さを実感していただけることでしょう。


■バーンスタイン: ミュージカル「キャンディード」序曲
■グローフェ: ハリウッド組曲 〜 製作ナンバー
■ルロイ・アンダーソン: シンコペーティド・クロック
■コープランド: 3つのラテン・アメリカのスケッチ 〜 ハリスコの踊り
■ビーチ: ピアノ協奏曲 第1番 嬰ハ短調 Op.45 〜 Scherzo: Vivaco
■オルンスタイン: 森の朝
■キャドマン: 峡谷の伝説 Op.68
■バーバー: ヴァイオリン協奏曲 Op.14 〜 Presto in moto perpetuoso
■スーザ: 行進曲「忠誠」
■トーク(b.1961): ラプチャー - (打楽器と管弦楽のための協奏曲) 〜マレッツ
■ローレム: 室内楽アンサンブルのための「ブライト・ミュージック」 〜 ファンダンゴ
■モロス: ウィリー・ザ・ウィーパー（ダンス・カンタータ）〜 セクシー・ウィリー
■ガーシュウィン: キューバ序曲

演奏者：リチャード・ヘイマン/ジェイムズ・ジャッド/ウィリアム・T・ストロンバーグ/ポール・ガンビル/ケネス・シャーマーホーン/マリン・オールソップ/キース・ブライオン/リチャード・ローゼンバーグ/他