Into The Future

スウェーデン出身の大ベテラン。北欧メタルの名を体現するエイリアンのニュー・アルバム。

ヨーロッパやイングヴェイ・マルムスティーンといったスウェーデン出身のバンドを中心に1980年代中盤に起きた北欧メタル・ムーヴメントの真っ只中にある1986年に結成。1988年の3枚目のシングル「オンリー・ワン・ウーマン」はスウェーデンのチャートで5週連続1位に輝く大ヒットとなった。同年に発表されたデビュー・アルバムもスウェーデン国内で2位を記録。日本でも輸入盤市場で大きな反響を得ている。これを受けてデビュー・アルバムをリミックスしてワールド・ワイド・デビューも果たし、日本でも『炎の彼方に』という邦題でリリースされた。その後1995年まで活動を続けたが、一旦活動を休止。2005年に復活を果たして『ダーク・アイズ』を発表。2014年にはオリジナル・メンバーに戻り『イターニティー』をリリース。現在はトニー・ボルグ（G）、ジム・ジッドヘッド（Vo）、トビー・タラック（Ds）の3人のオリジナル・メンバーを中心に活動を続けている。

デビュー・アルバム以来の透明感のある煌びやかな北欧メタル・サウンドは保ちながらも、音楽的に若々しさを感じさせる勢いも持ち、溌溂としたアルバムに仕上がっている。

ミキシング・エンジニアにはエクリプスのエリック・モーテンソンを起用。数多くの作品でその手腕を発揮してきたエリックのエンジニアリングはエイリアンのサウンドにもベストマッチ。

※マーキー/アヴァロン・インフォメーションより。