’06年発表。前作『ネバー・トラスト・ア・ヒッピー』は、ワールド・ミュージックが本来持っていた、さまざまな国の音楽が越境／異種混合していく面白さ、をエイドリアン流に追求したソロ・アルバムだった。3年ぶりとなった2ndソロでも、エイドリアンは得意の過激なダブ処理を施しながらそれを追求している。マーク・スチュワートの歌がフィーチャーされた�Iや、タックヘッドばりの硬質なビートが炸裂する�K�Lなど、どの曲も凶暴さがみなぎっているのは、嬉しい限りだ。ジャマイカ・レゲエ至上主義者（DQN御用達レゲエ愛好家）が大嫌いな僕のような人間は、その手のピュアリストに対して牙をむいたような攻撃的ビートの応酬に、興奮を通り越して卒倒寸前である。

’12年発表。メランコリックであり耽美的で美しいメロディーと突如として凶暴的に牙を向くダブ・サウンドで80年代より活動するON-Uサウンド。そしてこのエイドリアン・シャーウッドはそのレーベル主宰でありエンジニア/プロデューサーでもある。彼曰く大音量でもヘッドフォンでもトランス状態にさせるアルバムとのことだが、まさにアンビエント・ダブ・サウンドとでも形容出来そうな唯一無二なアルバム。

’03年発表｡70年代末のニューウェーブの盛り上がりに貢献し、その後の音楽のあり方に大きな影響を与えた重要人物による初のソロ・アルバム。スライ＆ロビー、スキップ・マクドナルドといったおなじみの顔ぶれをはじめ、ボーカリストも色々とゲスト参加しているが、あくまでも主役は大胆なダブ・サウンド。アグレッシブなだけでなく、ワールド・ミュージック風のアプローチの仕方が見事だ。

近年のUKダブ・シーンのトップを走ってきたエイドリアン・シャーウッドのソロ作。さまざまな音楽を丸ごと飲み込んで、紡ぎだされた純度の高い至高のサウンドがじんわりとにじみ出る感覚

DUBのMIXってｺﾚですよね！！ 文句ナシ。

このCDにはﾗｲﾅｰはついておりません。Beat Recordはﾗｲﾅｰをｻｲﾄからﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞさせる方式に変えたようです。なら値段も下げるべきでしょう？さて，今やDUB界の大御所ｴｲﾄﾞﾘｱﾝ・ｼｬｰｳｯﾄﾞによるｻｳﾝﾄﾞ・ｸﾗｯｼｭ第３弾ですが，相当にﾀﾞﾋﾞｰだけどもﾚｹﾞｴではありません。どちらかと言えばﾌﾞﾚｲｸﾋﾞｰﾂでﾋﾌﾟﾎﾌﾟ系のネタをｸﾞﾁｬｸﾞﾁｬ×2にﾐｯｸｽしております。ﾚｹﾞじゃないｼｬｰｳｯﾄﾞなんて・・とお嘆きの貴兄，それが何と，コレはコレでかなり気持ちのイイ，ブッ飛べる音に仕上がっております。結論，どんな音を料理しようがｼｬｰｳｯﾄﾞはｼｬｰｳｯﾄﾞでした。ﾛｯｸぽいﾀﾞﾌﾞって感じかな？

Beat-Recordよ！ﾗｲﾅｰをｻｲﾄからﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞさせるのなら，本体の値段を下げてもいいのではないのか？さて，この盤，かなりな重低音爆撃盤であります。日本の誇るｴﾚｸﾄﾛ・ﾀﾞﾌﾞ・ﾛｯｸﾊﾞﾝﾄﾞＡＡのﾐｯｸｽ盤。朋友ｴｲﾄﾞﾘｱﾝが腕に縒りをかけてｸﾞﾁｬｸﾞﾁｬのｸﾞﾁｬにｽﾗｯｼｭ＆ﾐｯｸｽしております。曲間にかかるﾅﾚｰｼｮﾝがややウザい時もあります。軽やかなﾚｹﾞﾀﾞﾌﾞを期待してはいけないのは常識ですね。曲が進めば進むほどﾘｽﾞﾑも明確さを失い，曲の輪郭もボヤけｱﾝﾋﾞｴﾝﾄなゴッタ煮のｼﾁｭｰ化してくるのは狙いでしょうか？ﾊｯﾊﾟ云々には興味はありませんが，かなりトベる盤です。

この人男前なDUBやるよな！！これだけ成功して有名で、もうこの人を超える方やここまでの人はDUB界からは出てこないだろうなー！！デニスやプロフェッサーも凄いけど何かこの人は別格な気がする！！だってエレグラ05でアンダーワールドにタイマンはって明らかに勝ってたし、DUBをカッコイイと思わせてくれた偉大な人！！この手法一本を武器にパンクからロックからテクノからインダストリアルまで勝負して勝つんだもん！！硬派！！このCDは最初にこの人と勝負するには最硬なCDだよ！！

ほんとすごいセンスしてるね！　心地良いリズムと適度で絶妙な電子音・・・。　さ〜いこぉ〜。　最近のヘビーローテーションです。　持ってて損なし。

まじやばい、はやく聴きたい。。。