2010年ジャパン・バンド・クリニックのライヴ盤です。
トップを飾る昭和ウィンド・シンフォニーはバランスが取れた演奏でなかなか良いです。
続く2つの高校バンドと民間バンドの演奏も熱の入った演奏で悪くないでしょう。
それよりも凄いのは最後の航空自衛隊航空中央音楽隊による演奏です。
見通しが良くバランスの取れた演奏はさすがプロ。
アメリカン・ジャズに敬礼や外囿祥一郎氏をフィーチャーしたスパークも良いのですが、帯に書かれている通り『ブルーインパルス』が名演!
今までこのバンドのブルーインパルスは1984年に当時の印南智之隊長指揮でグラモフォンに録音された音源が個人的に一番だったのですが、今回の演奏はそれと肩を並べる位と言っても良いです。
なによりスウィング感が見事です。
先に書いた通りライヴですが、音質は良好でしょう。