エマヌエル・フォイアマン、全アコースティック録音とライヴ録音集（４ＣＤ）

20世紀前半の大チェリスト、フォイアマン録音集！

20世紀前半の偉大なチェリスト、フォイアマン[1902-42]の初期録音とライヴ録音をＣＤ４枚に収録。フォイアマンは39歳という若さで亡くなってしまったことと、ユダヤ系だったため第二次世界大戦で米国へ亡命を余儀なくされたことから、残された録音は決して多くありません。特に1940年代のライヴ録音は、フォイアマンの実像を伝えるものとして貴重です。しかも初期録音、ライヴ録音とも、今回初めてＣＤ化される音源が１８種も発掘されています。フォイアマン・ファン、チェロ・マニアは必携。（TOBU）

【収録情報】
『エマヌエル・フォイアマン、全アコースティック録音とライヴ録音（1938-41）』
CD1
1.　ハイドン：チェロ協奏曲第2番ニ長調〜アダージョ、アレグロ
2.　ショパン：夜想曲 変ホ長調 Op.9-2
3.　サラサーテ：ツィゴイネルワイゼン
4.　シューマン：トロイメライ、晩の歌
5.　シューマン：トロイメライ、晩の歌／バッハ：管弦楽組曲第3番〜エア／グノー：アヴェ・マリア／ドヴォルザーク：ロンド／不詳：古いイタリア民謡／キュイ：カンタービレ／ポッパー：セレナーデ
6.　ドヴォルザーク：チェロ協奏曲〜アダージョ・マ・ノン・トロッポ／ポッパー：ハンガリー狂詩曲
7.　ブルッフ：コル・ニドライ Op.47

　1,7：フリーダー・ヴァイスマン指揮、ベルリン国立歌劇場管弦楽団
　2：マックス・ザール（ハープ）
　3：フリーダー・ヴァイスマン（ピアノ）
　4：フリーダー・ヴァイスマン指揮、管弦楽団、カール・シュタベルナック（オルガン）
　5：フリーダー・ヴァイスマン（ピアノ）、フリッツ・オールマン（オルガン）、マックス・ザール（ハープ）
　6：ミヒャエル・タウベ指揮、ベルリン国立歌劇場管弦楽団
　録音時期：1921年12月15日（1）、1922年4月8日（2-4）、1924年6月4日（5）、1926年3月25日（6）、1930年1月27日（7）
　録音方式：モノラル

CD2
1.　ドヴォルザーク：チェロ協奏曲ロ短調 Op.104
2.　ドヴォルザーク：森の静けさ Op.68-5、ロンド Op.94／ブロッホ：シェロモ

　1：ハンス・ランゲ指揮、シカゴ交響楽団
　2：レオン・バージン指揮、ナショナル・オーケストラル・アソシエーション
　録音時期：1941年1月9日（1）、1940年11月10日（2）
　録音方式：モノラル

CD3
1.　ポッパー：ハンガリー狂詩曲 Op.68
2.　ドヴォルザーク：チェロ協奏曲〜アダージョ・マ・ノン・トロッポ
3.　ダルベール：チェロ協奏曲 Op.20
4.　レイハ：チェロ協奏曲 イ長調 Op.4-1
5.　ベートーヴェン：チェロ・ソナタ第5番（抜粋）
6.　ショパン：夜想曲 Op.9-2／ファリャ：ホタ

　1：パウル・クレツキ指揮、ベルリン・フィル
　2：アルトゥーロ・トスカニーニ指揮、NBC交響楽団
　3,4：レオン・バージン指揮、ナショナル・オーケストラル・アソシエーション
　5：アルバート・ハーシュ（ピアノ）
　6：T.サイデンバーグ（ピアノ）
　録音時期：1932年9月2日（1）、1940年2月25日（2）、1940年4月22日（3）、1940年1月27日（4）、1941年2月2日（5）、1940年8月22日（6）
　録音方式：モノラル

CD4
1.　ドヴォルザーク：チェロ協奏曲ロ短調 Op.104
2.　R.シュトラウス：交響詩『ドン・キホーテ』

　1：レオン・バージン指揮、ナショナル・オーケストラル・アソシエーション
　2：アルトゥーロ・トスカニーニ指揮、NBC交響楽団
　録音時期：1940年1月27日（1）、1938年10月22日（2）
　録音方式：モノラル

　エマヌエル・フォイアマン（チェロ）

　Sound restoration: Lani Spahr
　Producer & note writer: Terry King