『軌道〜現代チェロ独奏作品集１９４５〜２０１４』　ハイモヴィッツ（３ＳＡＣＤ）

新録音も収録！
鬼才マット・ハイモヴィッツによる
現代チェロ独奏作品集！

SACDハイブリッド盤。「Pentatone」レーベルとカナダの「Oxingale Records」レーベルとの共同企画「PENTATONE OXINGALE Series」。ベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集（PTC5186475）に続く注目の第２弾は、マット・ハイモヴィッツ独奏で戦後1945年以降に作曲された作品を集めた『現代チェロ独奏作品集』、豪華３枚組です。ジャンルはクラシックからロックまで実に多彩でハイモヴィッツの実力をうかがい知ることができます。
　収録曲のほとんどが「Oxingale Records」からの音源ですが、2014年の12月の新録音としてフィリップ・グラスの『軌道』、そしてビートルズのジョン・レノン、ポール・マッカートニー作曲（ウールフによるチェロ編曲版）の『ヘルタースケルター』も収録されております。
　1970年イスラエル生まれのチェリスト、マット・ハイモヴィッツは、1988年にレヴァイン指揮シカゴ交響楽団をバックにドイツ・グラモフォンに録音し、センセーショナルなレコーディング・デビューを果たしました。その後、1999年に自身のレーベル「Oxingale Records」よりバロックから現代まで、さらにジャンルの壁を超えジャズ、ロックと実に多彩なプログラムに挑戦してきました。「PENTATONE OXINGALE Series」 でリリースされたベートーヴェンのチェロとピアノのための作品全集は高い評価を得ております。（キングインターナショナル）

【収録情報】
『軌道〜現代チェロ独奏作品集　1945-2014』

Disc1 [79:16]
1.　グラス：軌道 (2014)
2.　サンフォード：7番街のカディッシュ (2002)
3.　ゴリホフ：オマラモール (1991)
4.　ベリオ：セクエンツァXIV (2002)
5.　エイドリアン・ポップ：Gordun (2005)
6.　アナ・ソコロヴィッチ：Vez (2006)
7.　リゲティ：無伴奏チェロ・ソナタ (1948-1953)
8.　ドゥ・ユン：San (2004)
9.　トワイニング：『9:11 ブルース』 (2003)
10.　ジミ・ヘンドリクス／ハイモヴィッツ編：アンセム (2002)

Disc2 [73:54]
11.　ジョン・レノン、ポール・マッカートニー／ウールフ編：ヘルタースケルター (1968)
12.　エリオット・カーター：フィグメント (1994)
13.　シャリーノ：Ai limiti Della Notte (1979)
14.　ダラピッコラ：シャコンヌ、間奏曲とアダージョ (1945)
15.　スティーヴン・マッキー：ロンド変奏曲 (1983)
16.　ウールフ：サラバンド (2009)
17.　カーター：フィグメント第2番 (2001)
18.　トッド・マコーヴァー：With Dadaji in Paradise (1983)
19.　ジル・トランブレ：Cedres en Voile: Threne Pour le Liban (1989)

Disc3 [71:50]
20.　ネッド・ローレム：シェイクスピアを読んで (1980)
21.　モラヴェック：Mark Twain Sez (2008)
22.　ルイス・スプレートラン：影 (2006)

　マット・ハイモヴィッツ（チェロ）

　録音：
　2002年10月11日　ニューヨーク、CBGB（ライヴ）：10
　2003年3月20-22日＆4月6日　ロスリンデール、ソニック寺院：2,3,15,18
　2003年7月12日　パーマー、シグナチャー・サウンド・スタジオ：9
　2005年4月20,21日＆6月1-3日　ケベック、聖オーギュスタン教会：5,7
　2007年6月21-23日　ケベック、聖オーギュスタン教会：20-22
　2009年6月13-17日＆7月9日　モントリオール音楽院マルチ・メディア・ルーム：6,8,12,16,17,19
　2010年8月23-26日　ケベック、聖ジョセフ礼拝堂：4,13,14
　2014年12月5日　モントリオール音楽院マルチ・メディア・ルーム：1,11

　録音方式：ステレオ（デジタル／セッション：10以外）
　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND