CD 輸入盤

マヌエル・バルエコ/ワーナー録音全集(11CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
5419714627
組み枚数
:
11
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

参考動画 Video from the recording of the Concierto de Aranjuez

ギターの名手マヌエル・バルエコの70歳を記念した、旧EMIへの全録音収録ボックス

マヌエル・バルエコは、現代の最も重要なギタリストのひとりとして、数十年にわたってリサイタリスト、協奏曲ソリスト、室内楽奏者として活躍しています。最高の音楽性、テクニック、音色の豊かさ、そしてバロック音楽から現代音楽、ポピュラー音楽までの幅広いレパートリーは、世界中で高い評価を得ています。
 このボックス・セットは、旧EMIヘの録音全てをまとめたもので、ニューヨーク・タイムズに「・・・セゴビアを笑顔にしたであろう暖かさと歌の質」と評された、彼のユニークな芸術性を証明しています。
 マヌエル・バルエコは、1952年12月16日キューバ生まれ。8歳でギターを弾き始め、キューバにあるエステバン・サラス音楽院で学びました。彼は1967年に家族とともに政治難民としてアメリカに移住しました。1974年、22歳で、彼はコンサート・アーティスト・ギタリスト賞を受賞し、同年カーネギー・ホールにデビューしました。彼のスキルと音楽的解釈、確実なテクニック、サウンド、芸術性は、アンドレス・セゴビア、ジュリアン・ブリーム、ジョン・ウィリアムスと同格の独創的なギタリストと評されるようになりました。現代音楽とギターのレパートリーの拡大を図り、アルヴォ・ペルトや武満 徹など多くの著名な作曲家とのコラボレーションにつながりました。武満 徹の最後のオーケストラ作品である『スペクトラル・カンティクル』は、マヌエル・バルエコとヴァイオリニストのフランク・ペーター・ツィンマーマンのために特別に書かれた二重協奏曲でした。現在は、ジョンズ・ホプキンス大学ピーボディ音楽院の教師として、彼は次世代のギタリストに大きな影響を与えています。
 輸入商品のため、入荷時点で、商品(ジャケット・外装ビニール・外装箱・ケース・封入物など含む)に、細かい傷・折れ・擦れ・凹み・破れ・汚れ・角潰れ・再生に影響のないディスク盤面の傷・汚れ・イメージ違い・個体差などが見られる場合がございます。商品の状態・品質につきましてはあらかじめご了承の上、ご購入いただけますようお願い申し上げます。(輸入元情報)


【収録情報】

Disc1
● ファリャ:三角帽子(バルエコ編、抜粋版)
● ポンセ:南のソナチネ
● ロドリーゴ:祈りと踊り
● ファリャ:ギターへのオマージュ(ドビュッシーの墓のために)
● ロドリーゴ:3つのスペイン風小品


 マヌエル・バルエコ(ギター)

 録音:1987年2月24-27日、Doopsgezinde Gemeente, Haarlem
Disc2
● ソル:グラン・ソロ ニ長調 Op.14
● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番ト長調 K.283(バルエコ編)
● モーツァルト:歌劇『魔笛』からの6つのアリア(バルエコ編)
● ソル:モーツァルトの『魔笛』の主題による変奏曲 Op.9
● モーツァルト:ピアノ・ソナタ第18番ニ長調 K.576〜第2楽章(バルエコ編)


 マヌエル・バルエコ(ギター)

 録音:1988年2月3-8日、Residenzschloss, Bad Urach/Schwabischen Alb
Disc3
ヴィラ=ロボス:
● 5つの前奏曲
● ショーロ第1番ホ短調

ブローウェル:
● 性格的な舞曲
● カンティクム
● 子守歌
● 舞踏礼讃
● 魅惑の瞳
● クレオールの田舎者

フリアン・オルボーン:
● 前奏曲と舞曲


 マヌエル・バルエコ(ギター)

 録音:1988年5月14-17日、St. German Kirche, Endenburg
Disc4
● リュリ:歌劇『ヴェルサイユの洞窟』〜序曲(ド・ヴィゼー編)
● ロベ−ル・ド・ヴィゼー:組曲 第11番ロ短調
● J.Sバッハ:前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998
● J.Sバッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004(バルエコ編)


 マヌエル・バルエコ(ギター)

 録音:1989年1月、Kloster Machern
Disc5
アルベニス:
● スペイン組曲 第1集 Op.47(バルエコ編)

トゥリーナ:
● ファンダンギーリョ Op.36
● セビリャーナ Op.29
● 疾風 Op.53
● タレガ讃歌 Op.69
● ギター・ソナタ Op.61


 マヌエル・バルエコ(ギター)

 録音:1990年1月、Doopsgezinde Gemeente Kerk, Haarlem
Disc6
1. ファリャ:7つのスペイン民謡(リョーベ&バルエコ編)
2. グラナドス:スペイン舞曲集 Op.37(バルエコ&ミュラー=ペリング編)


 マヌエル・バルエコ(ギター)
 アン・モノイオス(ソプラノ:1)
 トーマス・ミュラー=ペリング(ギター:2)

 録音:1990年1月、Doopsgezinde Gemeente Kerk, Haarlem/1991年5月、Zell , Kloster Machercn
Disc7:『レノン&マッカートニーを弾く』
1. エリナー・リグビー(ブローウェル編)
2. ヒア・ゼア・アンド・エヴリホェア(ブローウェル編)
3. 涙の乗車券(ブローウェル編)
4. フール・オン・ザ・ヒル(ブローウェル編)
5. シーズ・リーヴィング・ホーム(ブローウェル編)
6. ペニー・レイン(ブローウェル編)
7. ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ(ベイレス&ルエコ編)
8. ア・ハード・デイズ・ナイト(ベイレス&バルエコ編)
9. ミッシェル(武満 徹編)
10. ヘイ・ジュード(武満 徹編)
11. イエスタデイ(武満 徹編)
12. 悲しみをぶっとばせ(ラボック編)
13. ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード(ラボック編)

 マヌエル・バルエコ(ギター)
 デイヴィッド・タンネンバウム(ギター:4-6)
 ジェレミー・ラボック指揮、ロンドン交響楽団(1-3,7-13)

 録音:1994年5月30,31日、No. 2 Studio, Abbey Road, London/1994年6月1,2日、Air Studios, London
Disc8
J.Sバッハ/バルエコ編:
● 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調 BWV.1003
● 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第3番ハ長調 BWV.1005
● 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV.1001


 マヌエル・バルエコ(ギター)

 録音:1995年11月、Giandomenico Studios, Collingswood, New Jersey
Disc9
ロドリーゴ:
1. アランフェス協奏曲
2. 3つのビリャンシーコ(抜粋)
3. その昔イタリカが音に聞こえ
4. 12の民謡〜アデーラ
5. 恋する羊飼いの詩
6. 遥かなるサラバンド
7. ある貴紳のための幻想曲


 マヌエル・バルエコ(ギター)
 フィルハーモニア管弦楽団(1,7)
 プラシド・ドミンゴ(指揮:1,7、テノール:2,4,5)

 録音:1995年11月、1996年3月、1996年5月、1997年3月 ロンドン、ニューヨーク
Disc10
1. ペルー舞踏:高原の踊り(ブローウェル編)
2. バリオス:クエカ(チリ舞曲)
3. バリオス:パラグアイ舞曲
4. バリオス:神の愛のほどこし
5. ポンセ:エストレリータ
6. ポンセ:メキシコのスケルツィーノ
7. バリオス:大聖堂
8. ヴィラ=ロボス:ブラジル風バッハ第5番〜アリア
9. ニャタリ:ブラジル舞曲
10. グレネ:キューバの子守歌(ブローウェル編)
11. ラウロ:ベネズエラ風ワルツ
12. ピアソラ:天使の死(ブローウェル編)
13. ピアソラ:タンゴの歴史


 マヌエル・バルエコ(ギター)
 バーバラ・ヘンドリックス(ソプラノ:8)
 エマニュエル・パユ(フルート:13)

 録音:1997年3月、Henry Wood Hall, London 1997年5月、No. 1 Studio, Abbey Road, London
Disc11
● レクオーナ:ラ・コンパルサ (仮装行列)
● レクオーナ:ルクミーの踊り
● レクオーナ:昔風に
● ブローウェル:組曲第2番〜プレリュード
● ファリーニャス:悲しみの歌
● ファリーニャス:プレリュード
● ウビエータ:映画『エル・スペール』のテーマ『ニューヨーク・ラッシュ』
● アングロ:キューバのヨルバ族の歌
● アルデボル:ギター・ソナタ
● ブローウェル:オリシャたちの祭礼


 マヌエル・バルエコ(ギター)

 録音:1998年4月、No. 2 Studio, Abbey Road, London


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柔らかく豊かな響きの音で、端正な演奏であ...

投稿日:2024/01/15 (月)

柔らかく豊かな響きの音で、端正な演奏である。曲種により出来というか向き不向きがあるかも知れない。バロックの編曲物や、古典派の曲では 美音で端正な演奏が良く合っていると思う。しかしラテン系の曲では、 キューバの作曲家以外では、少しおとなし過ぎるように聞こえる。バッハの無伴奏バイロンソナタの編曲物はきれいな演奏で、バイオリンの雰囲気を良く表していると思う。ただしバッハやバロックの曲はやはりリュートで演奏した方が、オルゲルプンクトのような低音部の効果が良く出て原曲のバイオリン演奏よりも深みや味が出てくると思う。これは先日購入した、Pan ClassicsのGerman Lute Musicのボックスに入っていた演奏の方が素晴らしいと思う。 本ボックスで特に感心したのは、キューバの作曲家の曲とビートルズの編曲物だ。ブロウウェルと武満の編曲の響きが斬新で感銘を受けた。キューバの作曲家の曲は、静謐な美しさを湛えたものが多く、こういう曲ではバルエコの美質が生かされるのだろう。バロック音楽も同様にバルエコに向いていると思う。

Dinkelbrot さん | 群馬県 | 不明

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良くも悪くも脱セゴビア路線を敷いた功績が...

投稿日:2023/05/15 (月)

良くも悪くも脱セゴビア路線を敷いた功績があると思います。粒の揃った均質な正確さです。1990年頃に演奏会にも行きましたが、このボックスで聞くことのできる演奏そのものでした。

せごびー さん | 愛知県 | 不明

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