Blu-spec CD

コダーイ:ハーリ・ヤーノシュ、プロコフィエフ:キージェ中尉、ボロディン:ダッタン人の踊り、他 セル&クリーヴランド管

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SICC20074
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
Blu-spec CD
その他
:
限定盤

商品説明

高品質Blu-spec CD(TM)で聴く、クラシック名盤選
セル&クリーヴランド管弦楽団/ハーリ・ヤーノシュ、キージェ中尉

限定盤

第二次大戦後まもなくの1946年から死の年(1970年)まで四半世紀近く続いたクリーヴランド管弦楽団音楽監督時代もまさに最後期(&最盛期)に差し掛かった1969年、ジョージ・セル72歳の年にレコーディングされたロシアとハンガリーの作曲家による愉しい管弦楽曲集。ジャケットに「ジョージ・セル、音楽の寓話を振る」とあるように、ここにとりあげられた作品はいずれも民話などをもとにした音楽物語的な内容の、(誤解を恐れずに言えば)一種のライト・ミュージックに近いものですが、セルはこれらの作品を、きわめて純音楽的に、しかし内容のユニークさを一切損なうことなく表現しつくしているという点で、まさにこれらの作品の決定的名演奏たらしめているのです。管弦楽の名人芸ももちろん思い切り楽しめる1枚。(ソニー・ミュージックエンタテインメント)

【収録情報】
・コダーイ:組曲『ハーリ・ヤーノシュ』(録音:1969年)
 I.序曲:お伽話がはじまる
 II.ウィーンの音楽時計
 III.歌
 IV.合戦とナポレオンの敗北
 V.間奏曲
 VI.皇帝と廷臣の入場
・プロコフィエフ:組曲『キージェ中尉』作品60(録音:1969年)
 I.キージェの誕生
 II.ロマンス
 III.キージェの結婚
 IV.トロイカ
 V.キージェの葬儀
・ボロディン:歌劇『イーゴリ公』よりダッタン人の踊り(録音:1958年)
・リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 作品34(録音:1958年)
 I.アルボラーダ
 II.変奏曲
 III.アルボラーダ
 IV.シェーナとジプシーの歌
 V.ファンダンゴ・アストゥリアーノ
・リャードフ:魔法にかけられた湖 作品62(録音:1963年)
 クリーヴランド管弦楽団
 ジョージ・セル(指揮)

 録音場所:クリーヴランド、セヴェランス・ホール
 録音方式:ステレオ(セッション)

『そのまま』で、『もっといい音』を。
Blu-spec CD TMは、ソニー・ミュージックエンタテインメントがBlu-ray Discの素材と製造技術を応用して開発した高品質CDです。お手持ちのCDプレーヤーでお楽しみ頂く事が出来ます。
※『Blu-spec CD TM』は株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントの商標です。(ソニー・ミュージックエンタテインメント)

内容詳細

最晩年のセルの至芸に浸ることができる一枚。管弦楽の粋を尽くしたような作品が取り上げられ、堅固な構成と柔和な表情を併せ持っている。高い音楽性に到達した、セルとクリーヴランド管ならではの演奏を聴かせている。(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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 この名演奏を、さらにいい音で聞きたいと...

投稿日:2013/01/12 (土)

 この名演奏を、さらにいい音で聞きたいと思い購入。ブルーレイ効果というよりDSDリマスタリングの効果で、一層臨場感溢れる音になっていると思います。特に「キージェ中尉」は、ホールで聞いているかのようです。さらに驚いたのは「スペイン奇想曲」。1950年代の録音ながら、元々響きの良さ、明瞭さには優れていましたが、音のボリューム感に不足していました。しかしながら、本ディスクでは、厚みを増したフレッシュな音に生まれ変わっており、この名演を存分に堪能することができました。メイン曲の演奏ですが、「決定的名演」というキャッチフレーズははこういう演奏に付けるべきだ、というお手本です。

おっさん さん | 東京都 | 不明

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以前出ていたものからの買い替え。元々の録...

投稿日:2011/01/09 (日)

以前出ていたものからの買い替え。元々の録音が良くて、それ程不満はなかったが、DSD、Blu-spec化により、更に良くなったのは喜ばしい。演奏は、セルの残した管弦楽曲の中では最も成功していると思う。生涯つき合える貴重な録音の一つ。

楽太郎 さん | 福井県 | 不明

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LP時代からのCD切替での愛聴盤となっており...

投稿日:2009/09/16 (水)

LP時代からのCD切替での愛聴盤となっております。コダーイの「ハーリ・ヤーノシュ」のユーモアと皮肉を綯い混ぜたこの曲をキリッと〆てやヽドライな表情で聴かせるのは死の前年とは言えセルの生来の演奏スタイルの結晶なのでしょう。プロコフィエフ「キージェ中尉」もなかなかバランスの取れた演奏で、セルはこのようなスラブ又は民族系音楽に対してその民族性とかいったものにのめり込ませずある意味でグローバルスタンダードで演奏出来る才能の持ち主なのでしょう。「最高」の出来ですね。今回の仕様変更で音質が更に改善されていることも期待されます。

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  • 作成者:如月さん