CD

【中古:盤質AB】 ブラームス:交響曲第3番、ワーグナー:ジークフリート牧歌、他 クナッパーツブッシュ&ウィーン・フィル(2CD)

中古情報

新品ジャケット
こちら ※参考のため、実際の商品と異なる場合がございます
:
AB
特記事項
:
帯付,2枚組み,ジャケット傷み,ケースすれ
コメント
:
DISC1:盤質B/DISC2:盤質A
:
HMV record shop オンライン

基本情報

ジャンル
カタログNo
RIPD0006
レーベル
日本
フォーマット
CD

商品説明

(こちらは新品のHMVレビューとなります。参考として下さいませ。中古商品にはサイト上に記載がある場合でも、封入/外付け特典は付属いたしません。また、実際の商品と内容が異なる場合がございます。)

エピタフォーン・ヒストリカル・レコーディング・アーカイヴス
クナッパーツブッシュ/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ブラームス:交響曲第3番、他(2CD)


2009年1月に発売しました「ハンス・クナッパーツブッシュ スペシャルBOX」(RIPD0002)はご好評により完売いたしました。
スペシャルBOXに付いていた特典がなくなって、CDのみの「通常盤」で再登場です!
 クナッパーツブッシュとウィーン・フィルとの相互の信頼感あふれるGemutlich(心暖まる)な演奏で、1958年のウィーン・フィル定期演奏会と1949年のザルツブルク音楽祭からクナッパーツブッシュの十八番ともいえる曲揃えです。ウィーン・フィルの魅力を引き出しクナッパーツブッシュの個性を十二分に発揮した名演ばかりです。特筆すべきは「ジークフリート牧歌」を1949年の実験的なステレオ録音で提供できることです。解説書は未発表のクナッパーツブッシュの手紙の翻訳を含む評伝(石橋邦俊先生)とザルツブルク音楽祭の歴史読み物(山崎浩太郎先生)です。 (ドリームライフ)

【収録情報】
CD1
・ハイドン:交響曲第88番ト長調『V字』
・R.シュトラウス:交響詩『死と変容』作品24
 録音時期:1958年11月8-日
 録音場所:ウィーン楽友協会大ホール
 録音方式:モノラル(ライヴ)

CD2
・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 作品90
 録音時期:1958年11月8-日
 録音場所:ウィーン楽友協会大ホール
 録音方式:モノラル(ライヴ)

・ワーグナー:ジークフリート牧歌
 録音時期:1949年8月30日
 録音場所:ザルツブルク祝祭劇場
 録音方式:ステレオ(ライヴ)

 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
 ハンス・クナッパーツブッシュ(指揮)

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
4
★
★
★
★
☆
 
1
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
このウィーンpoとの演奏は、阿吽の呼吸によ...

投稿日:2010/11/23 (火)

このウィーンpoとの演奏は、阿吽の呼吸による揺るぎない巨大な表現。円熟の極みにあった同楽団の特徴を前面に出し、ゆったりとしたテンポの中で心行くまで纏綿と謳い上げるヴァイオリンが人の声のように濃厚で温かい表情は面目躍如でマイクの位置のせいか、この録音はそれを良く捉えている。金管楽器の阿鼻叫喚な強奏、木管楽器の柔らかくまろやかで包み込まれるような音色などクナッパーツブッシュのスタイルを踏襲しつつ楽団もやりたいことをはみ出さんばかりに目一杯やっている感があり、相性の良さが伺える。この音楽に身を委ねじっくりと味わえれば深く堪能出来る演奏だ。1949年のステレオ録音による十八番であるワーグナーはやや狭いダイナミックレンジこそ惜しまれるが、奥行きのある臨場感はかなり得られており情報量は多く「こんなものが残っていたのか!」と悦びを禁じえない。ミュンヘンフィルとの1963年スタジオ/ステレオ演奏と比べても各奏者の得も言われぬロマンティシズムが当時のウィーンpoならではのもので、濃厚さが際立っている。

no music no life さん | 奈良県 | 不明

0
★
★
★
★
★
クナパーツブッシュはワーグナーを得意とす...

投稿日:2010/01/06 (水)

クナパーツブッシュはワーグナーを得意とする巨匠であるが、他の作曲家の少なからぬ曲についても好んで指揮を行った。本盤は、そうしたクナッパーツブッシュの得意とした曲を集めた好企画である。ハイドンの第88は、正に鈍行列車のようなテンポであり、第1楽章など止まってしまいそうな印象を受けるが、その濃厚な味わいは何とも言えない魅力だ。第2楽章のむせ返るような抒情も極上の美しさであるし、終楽章の踏みしめるような巨像の行進もスケール雄大だ。死と変容は、めまぐるしく曲想が変化する曲を堂々たるインテンポで一貫しているのが凄いが、死の音楽が開始される際のティンパニの一撃はどの演奏よりも凄まじい迫力だ。終結部の天上の音楽の美しさも出色のものであり、こうした何とも言えない音楽の構えの大きさはクナッパーツブッシュの真骨頂と言えるだろう。ブラームスの第3は、様々なオーケストラと名演を遺しているが、このウィーン・フィル盤も素晴らしい。第1楽章の迫力も度肝を抜くのに十分であるし、第2楽章や第3楽章の溢れんばかりのロマンティシズムの美しさには、もはや表現する言葉が追いつかない。終楽章のゆったりとしたテンポによる迫力満点の演奏は、第3をブラームスの英雄と称された理由が実にわかるような壮大さだ。ジークフリート牧歌は、ワーグナーを得意とした巨匠ならではの深沈たる何とも言えない味の濃さが魅力の名演だ。録音は、もう少し鮮明であればと思うが、クナッパーツブッシュの巨大な芸術を味わうには、これでも十分であると考える。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

0
★
★
★
★
★
素晴らしい録音のクオリティを感じる。VPO...

投稿日:2009/09/08 (火)

素晴らしい録音のクオリティを感じる。VPOの演奏の呼吸がこれほど鮮明に伝わってくる記録は滅多にない、希有の傑作CD。58年のクナー特有の息の長い一音一音を確かめながら奏でる、巨大な失速寸前の臥薪嘗胆的な演奏だが、クナーの戦友偉大なるVPOの諸氏が必死に持ち応堪える様を、フェラインザールの最前列、あたかもクナーのすぐ近くで聞いているような迫力がある。驚くべきはザルツブルグの49年のステレオ録音の解像度とその美しい演奏で、当日のブルックナー7番のステレオ録音の存在と、再評価の期待は極めて高くなった。

黒熊怪 さん | 兵庫県 | 不明

4

関連するトピックス

音楽 に関連する商品情報

おすすめの商品